15.03.27(Fri)

“暮らすように旅をする”Airbnbの魅力

高沖清乃

高沖清乃 Ca-sun編集長・ニンプス発行人

2012年~子供2人を連れて全国25カ所を旅し、2015年は家を捨て3ヶ月間の子連れノマドワーカーとして世界をめぐる旅へ。現在は長野県伊那市へ移住し、都内とのデュアルライフ。

リクルートの「じゃらん」調べによると、2015年の旅のトレンドは暮らすように旅をする“滞在型”なのだとか。まさに先月、ヨーロッパ3ヵ国でアパートメントを借りながら旅をしてきた我が家にはピン!とくるニュース。

暮らすように旅をするには、航空券の手配などを自分でする必要はありますが、ハードなスケジュールの観光地巡りでくたくた!といったような大変さがなく、自炊して、洗濯をして、買い物をして……と、見知らぬ土地を暮らしの中で存分に味わうことができます。今回、我が家のそんな旅を支えてくれたのは「Airbnb」。前回ご紹介したエストニアの首都・タリンでも「Airbnb」でアパートメントを借りました。

■ キッチン・洗濯機付きだから、毎日が心地いい!

「Airbnb」の魅力はたくさんありますが、子連れの我が家の最大のメリットは、キッチンや洗濯機のついた物件が選べること。スーパーマーケットや市場で買った食材を料理する楽しさ!朝ごはんもホテルのレストランでは何かと気づかいしますが(すっぴんで行きにくいとか)、そんな気遣いも不要ですし、食事の時間も自由です。さらに、レストランのように子どもが飽きたり騒いだりして焦ることもありません。ちょっと疲れた日は身体にやさしいものを作ればよいですし、遅く起きた朝はブランチに変更だって自在です。 食事にストレスがない旅がこんなに心地よいとは知りませんでした!子どもたちが1ヵ月間もヨーロッパで体調を崩さなかったのは、食事の効果も大きいと思っています。


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↑ローマの朝市「カンポ ディ フィオーリ」で、野菜やオリーブオイルをどっさり買いました。
“市場で買って調理”は、やってみたかったことのひとつです!


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↑各国のスーパーマーケットで食料品を調達。ヘルシンキでは大きなサーモンに挑戦。

そして洗濯機!3歳・6歳の男児連れの旅行は、毎日汚れ物もたくさん!洗濯機があればたとえ子どもたちが水たまりに入っても、公園で砂遊びをしても、ガミガミ言わずに旅ができますし、着換えの荷物もグーンと減らせます。コインランドリーと違い、好きな時間に洗濯ができるのもうれしいポイント。


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↑トスカーナの農園は、洗濯物干しがとびきり気持ちよかったです。


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↑こんなことをされても、洗濯機があるからガミガミ言いません(笑)

■ 街歩きや公園遊びも満喫

「Airbnb」で物件を選べば、自分の好きな場所に滞在することができます。我が家はどの都市でも、治安が良くて徒歩圏内にスーパーマーケットがあり、公園や水辺が近い場所をセレクトしました。こんな立地、ホテルではなかなか選べません!ヨーロッパ滞在中、2日に1回は公園で遊んでいました(笑)。大人はもったいなく感じますが、子どもにはこれが一番。アパートメントの近所にかわいいカフェがあったりすると、ついつい毎日通ってしまいます!まるで、引越しした時のワクワク感。


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↑公園では、地元のお子さんのファッションをチェック!

■ 物件のインテリアや建築も楽しい!

アパートメントのインテリアも楽しみのひとつ。見るだけでなく、実際に生活できるのは、雑誌では味わえない楽しさ。物件ごとに多様な間取りやインテリアを暮らしの中で体験できるのは、引越しや家づくりの参考になること間違いなしです。北欧住宅の暖かさの秘密や、バルセロナやヴェネツィアのデッキの使い方がとても素敵で、勉強になりました。 「Airbnb」のサイトから、好みのインテリアのお部屋に泊まってみても楽しいです。


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↑左:ヴェネツィアのアパートメントのバスルーム
右:赤がとってもバルセロナらしいアパートメント。窓からは「サグラダ・ファミリア」が見えます。

■ ホストとの会話にドキドキ

ホスト(貸し手)とのやり取りや会話も楽しさのひとつ。近隣のおいしいレストランなども教えてくれることが多く、ガイドブックには出てこない本当に地元の方のオススメスポットもわかります。ちょっぴり英語も上達した気がします!


■ その国のことがよくわかる

たとえば家の防犯のつくりや、ごみの分別法、冷蔵庫の大きさや庭の手入れの仕方、子ども向けの玩具などなど、ホテル滞在では知ることができない、その国・その街の生活スタイルを垣間見ることができます。たとえばローマにはコーヒーメーカーがなく、エスプレッソメーカーが置いてありました。ヘルシンキのキッチンはツールがすごく充実していたのですが電子レンジがありませんでした。これを見て、我が家も帰国後、本格的に「脱電子レンジにトライ」することにしました。


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↑ヘルシンキで滞在したアパートメントのキッチン。照明の使い方も新たな発見!

■ ユニークな滞在もまた魅力

「Airbnb」を見ていると、思いもよらない物件が出てくることがあります。これもまたホテルステイとは違った旅の楽しみ方。今回、我が家は
 ○フィレンツェ郊外の農園に、ファームステイ
 ○バルセロナのオリンピック港で、ボートにステイ
この2つにもトライしました。農園やボートに泊まれるなんて!子どもたちも大喜びでした。


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↑左:“ボートの中”に宿泊!ちゃんとキッチンもついているんです。
右:大きなブドウ畑が広がるトスカーナの農園にファームステイ。

■ 自分もホストになってみたい!

あちこちのアパートメントにお世話になるうちに、私も海外の方にお家を一部だけでも貸してみたい!と思うようになってきました。どんなおもてなしが喜ばれるかな?と妄想してワクワク。東京五輪も近づいていますし、トライしてみようかな。

“暮らすような旅”たしかにこれは流行りそう!国内にも物件が多数あります。一度「Airbnb」をチェックしてみてください。