14.11.25(Tue)

パリのティラミス専門店!パリジャンならではの独創的な発想

tend Editorial Team

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季節の素材などからインスピレーションを得た味わいも、大人数向けからデギュスタション用までのサイズもバラエティあふれる。

季節の素材などからインスピレーションを得た味わいも、大人数向けからデギュスタション用までのサイズもバラエティあふれる。

パリ17区、マルシェで有名な「ポンスレ」のそばに2014年6月、ティラミス専門店「ウィー・アー・ティラミス」がオープンしました。チーズケーキ、エクレアなどワンアイテムショップが席巻するパリですが、ティラミス専門店はこちらのお店が初登場。 「ウィー・アー・ティラミス」をオープンするきっかけは、当店のオーナーのローラン・サダさんとジョナタン・アキミムさんの2人が、たまたまイタリアン好きの友人の誕生日にティラミスを持参しようと思いつき、オーダーをしようとあちこち探したところ、パリにそんな店は1軒もないことに気がついたことが始まり。ローランさんは当時イタリアンレストランのオーナーで、ジョナタンさんとは幼なじみ。ジョナタンさんもやはりレストランのサービスとして働いたそうです。ティラミスの注文を受けてくれる店がない、と途方に暮れた2人でしたが、「それでは自分たちが魅力的なティラミス専門店をはじめたらどうだろう」と意気投合。自己資金でオープンしたのが、この店でした。

市場通りもそばの好立地。サロン・ド・テも備えているので、買い物帰りのお客も多い。

ローランさんもジョナタンさんもイタリア人ではなくパリジャンですが、2人とも大のイタリア好き。とくにローランさんは、イタリアンレストランを経営していたこともあってイタリアには何度も足を運び、優れた食材に触れてきました。「ティラミスはパティスリーではなくデザートです。そして、誰でも自由なイマジネーションでレシピを創り上げることができる、家庭的なデザートなのです。当店ではレシピを私たち2人で作り上げています」と語る2人。イタリアンレストランの経営経験がありイタリアンを熟知しているローランさんだからこそのオリジナリティとプロ意識で、常に約7種のティラミスを用意しています。 そして、パリの著名なセレクトショップ「コレット」がそのクオリティの高さとオリジナリティを聞き付け、「コレット」のレストランスペースで「ウィー・アー・ティラミス」のティラミスを扱うことが決定し、11月頭からその時々のスペシャリテを出荷しています。

人気のサフラン風味。上質なモロッコ産のサフランがクリームの味わいをエレガントに。オレンジとの相性も抜群。

レシピはビスキュイ・ア・ラ・キュイエールにマスカルポーネクリームを重ねるという伝統的なティラミスのレシピをベースとし、よりたっぷりと濃厚なクリームと厳選した素材によるさまざまなフレーバーが特徴です。 まず、前述の「コレット」でも大好評なのが『サフラン風味』。ナチュラルな絞り立てのオレンジの果汁にグラン・マルニエを混ぜて作ったシロップを浸したビスキュイに、モロッコから取り寄せたサフランを浸してマスカロポーネに混ぜたクリームを重ねています。ローランさんがたまたまイランでサフラン風味のアイスクリームを味わうきっかけがあり、そのエキゾチックな魅力をこのティラミスにも落とし込みたいと考えて作ったレシピでした。