12.01.20(Fri)

ショコラの聖地・ブリュッセルのショコラティエ巡り

tend Editorial Team

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ベルギーは言わずと知れたショコラの聖地。 首都のブリュッセルでは至る所にショコラショップがあり、ショコラ文化はすっかりベルギー人の生活の一部になっています。 とりわけブリュッセルのセンターに程近いサブロン広場にはゴディバ、レオニダス、ノイハウスなどたくさんのショコラティエが軒並み連ね、まるで広場全体が甘い香りに包まれているよう。 綺麗に並んだプラリネやショコラのオブジェがショーウィンドウを飾り、ここをただ歩くだけでもスイーツ好きにはたまらないでしょう。 今回はこのサブロン地区にあるショコラティエをいくつかご紹介したいと思います。

Wittamer Pâtissier, Glacier & Traiteur

(左)ヴィタメールの大きなショーウィンドウ。 こちらはカフェの方。/(右)よく店に足を運び、商品をチェックする3代目のポール・ヴィタメール氏。

(左)ヴィタメールの大きなショーウィンドウ。 こちらはカフェの方。/(右)よく店に足を運び、商品をチェックする3代目のポール・ヴィタメール氏。

大きな「W」の文字と鮮やかなピンク色がロゴにあしらわれているヴィタメール。 サブロン広場にはカフェとショコラショップの2軒があり、中でもカフェは広く明るい店内に絶えず人が出入りしている人気店です。もともとはブーランジェリー・パティスリーとしてスタートしたヴィタメールは1910年に創業。 チョコレートを作り始めたのは、現在のオーナーである3代目のポール・ヴィタメールさんだそうです。

綺麗なピンクのマカロンケーキ「Joy」。5.8ユーロ。

綺麗なピンクのマカロンケーキ「Joy」。5.8ユーロ。

色とりどりのケーキが並ぶ中、よく売れるのがチョコレートとカカオとアーモンドのビスキュイを使ったムース、Samba (4.9ユーロ) 。 これは1日平均で50個以上売れる人気ぶりなそうです。 また、香り高いアーモンドたっぷりのビスキュイを使ったチョコレートのガナッシュケーキ Opera (4.9ユーロ) も同様に人気アイテム。 そして Joy (喜び) と名付けられたピンクのマカロンケーキは、ヴィタメール氏の孫娘が生まれたときに作られたもので、今はすっかり定番メニューになっています。 王室に新しい命が誕生する時も、ヴィタメールは特別な作品を生み出してきました。 さすが王室御用達のショコラティエです。

「Sumo」。何度も来日したヴィタメール氏は、作品づくりに日本から受けた影響を反映させている。

「Sumo」。何度も来日したヴィタメール氏は、作品づくりに日本から受けた影響を反映させている。

ショコラショップで目を引いたのが、Sumo と名付けられたツヤツヤしたグリーンのボンボンショコラ。 ピスタチオムースとヌガティンで出来たこのボンボンは、ヴィタメール氏が飼っている相撲取りのように大きな白い犬の名前からとったもの。