11.11.18(Fri)

今年10周年を迎えた神戸の人気店「イグレックプリュス+三宮店」

tend Editorial Team

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ショップは、イエロー×ブラックの看板が目印。

ショップは、イエロー×ブラックの看板が目印。

神戸のメインストリート・フラワーロード沿いにあるランドマーク花時計のすぐそばにある「イグレックプリュス+三宮店」。地元客はもちろん、観光客も遠方から訪れる人気のパティスリーです。

こちらは、北野のある都市型オーベルジュ「神戸北野ホテル」の総支配人・総料理長山口浩氏がプロデュース。神戸北野ホテルは、フランスの名店「ラ・コート・ドール」のベルナール・ロワゾー氏から受け継いだ「世界一の朝食」も楽しむことができるホテルとしても好評を博しています。

店内には、お菓子のほか、焼きたてのパンやコンフィチュール、スパイスなども並んでいる。

店内には、お菓子のほか、焼きたてのパンやコンフィチュール、スパイスなども並んでいる。

その朝食に登場するクロワッサンやデニッシュをはじめ、マドレーヌ、フィナンシェなどの焼き菓子やコンフィチュール、ホテルメイドのカレーやホテルで使用しているスパイス、調味料なども販売しているのが、「イグレックプリュス+三宮店」。言うなれば、ホテルのアンテナショップ的な存在。宿泊した方はもちろん、泊まらずともホテルの味が楽しめるのが魅力となっています。

世界の生産高の1%以下、入手が困難なことから幻の豆と言われている純正クリオロ種のみで作られたオクマレをたっぷりと使用したチョコレートケーキ「オクマレ」。アーモンドが香るサクサクのサブレの上に生クリームとオクマレで作るガナッシュムース、チョコレートのビスキュイ生地、自家製の木苺のコンフィチュールを層にして重ねて。

世界の生産高の1%以下、入手が困難なことから幻の豆と言われている純正クリオロ種のみで作られたオクマレをたっぷりと使用したチョコレートケーキ「オクマレ」。アーモンドが香るサクサクのサブレの上に生クリームとオクマレで作るガナッシュムース、チョコレートのビスキュイ生地、自家製の木苺のコンフィチュールを層にして重ねて。

この店のシェフパティシエを務めているのが多田征二さん。「ラデュレ」をはじめとしたフランスの名店で研鑽を磨き、帰国後、そのセンスと腕前を買われ、ホテルの立ち上げと同時にシェフパティシエに抜擢。当時、斬新な直方体のスタイリッシュなケーキが注目を集めました。

生産量1%のチョコレートを使用したガナッシュタイプのムース「オクマレ」、マスカルポーネのクリームにイチゴとトマトのジュレをサンドした「ピエロ」、2種のナッツをさまざまな食感で味わえる「ミラノ」など、どの商品もオープン当初から変わらない細長いデザインと味で、定番の人気ぶり。

「いつ食べても、単純に『おいしい!』と思える変わらない味を追求していきたいんです」とシェフの言葉どおり、ロングセラーの品々の味には安定感があります。

「ミラノ」などが並ぶショーケース。自然光の入る店内で、ケーキの色もナチュラル!

「ミラノ」などが並ぶショーケース。自然光の入る店内で、ケーキの色もナチュラル!

特に「ミラノ」は、多田シェフが23歳のときの国際ジュニア製菓技術者コンクールで優勝し、日本代表に選ばれたときに考えた作品。ヘーゼルナッツとピスタチオという相性のよいナッツ2種をなめらかなババロアやムース、ダックワーズ、ビスキュイ、プラリネなどに変化させて構築した4層のお菓子は、食感、口どけ、香り…、そのバランスがパーフェクト。10年以上前に考案したとは思えない新鮮さも兼ね備えています。

また、オープン当初看板商品だった「カシスモンブラン」が少しマイナーチェンジし、10周年を記念して現在販売中。ピュアホワイトのムラングの中に、マロンクリームとカシスのピューレの入った、モンブランの内側と外側を入れ替えたデザインのモンブランは、いま見ても美しく、まったく古びていません。