11.07.15(Fri)

南伊アマルフィ・コーストのレモン棚より 「Sal De Riso」

tend Editorial Team

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サルヴァトーレ親方の菓子工場に納品されたばかりの「アマルフィI.G.P.レモン」の山。アマルフィの陽光の下、のびのび育った大きなレモンです。組合の認証マーク付き。

サルヴァトーレ親方の菓子工場に納品されたばかりの「アマルフィI.G.P.レモン」の山。アマルフィの陽光の下、のびのび育った大きなレモンです。組合の認証マーク付き。

この地域のレモン“Limone Costa d’Amalfi”は、そのやや細長い形状から“リモーネ・スフザート”と呼ばれ、2001年にI.G.P正式認定を受けています。“リモーネ・スフザート”は香りに優れ、果皮、果汁、実の部分とレモンは丸ごと無駄なく使われます。製菓材料として、果汁飲料、リキュール、グラニータ、ジェラート、ケーキの香りづけ、クリーム、ビスコッティなどの、この地のスイーツに爽やかな特色を与えています。

明るい店内には作りたてのスイーツが並べられます。冷凍保存ケースには、ジェラート、セミフレッドや「デリツイア」が納められています。店内と表の海岸通りのパラソル付きテーブルで一休みしながら美味しいお菓子を頂けます。

明るい店内には作りたてのスイーツが並べられます。冷凍保存ケースには、ジェラート、セミフレッドや「デリツイア」が納められています。店内と表の海岸通りのパラソル付きテーブルで一休みしながら美味しいお菓子を頂けます。

アマルフィ海岸の東部沿岸に「Minoriミノーリ」という小さな町があります。町の中心の海岸沿いのプロムナードに面して、レモン菓子の名人の小さなバールと菓子屋を兼ねた店「Sal De Riso」があります。菓子店のオーナーで名人親方の名前は、Salvatore De Riso(サルヴァトーレ・デ・リーゾ)さん。この小さなお店だけを見て、“地方都市のお菓子屋さん”と判断するのは間違いです。

(左)Salvatore De Riso 親方。アマルフィ・レモンの香り高い皮の部分で作る自家製のリモンチェッロ(レモンリキュール)は製菓にも使用。オレンジも地元産。柑橘風味は南イタリアを代表する風味ですね。(右)チョコレートやヘーゼルナッツではなく、〝レモン風味のBaci”。これは珍しいですね。

(左)Salvatore De Riso 親方。アマルフィ・レモンの香り高い皮の部分で作る自家製のリモンチェッロ(レモンリキュール)は製菓にも使用。オレンジも地元産。柑橘風味は南イタリアを代表する風味ですね。(右)チョコレートやヘーゼルナッツではなく、〝レモン風味のBaci”。これは珍しいですね。

サルヴァトーレ親方は、数多くの菓子コンテスト受賞歴を持ち、ジュビレオ年(25年毎にやってくるキリスト教の大赦祭)には親方のケーキは厳正な審査を通過、ローマ法皇に献上されました。また厳しい試験を通過したパティシエのみが入会できる「イタリア菓子職人マイスター・アカデミー」に1994年から在籍、昨年2010年にはこの権威あるアカデミーより「今年のパティシエ賞」を授与されている業界の実力者なのです。