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Tomomi

2015.10.02(Fri)

風邪を引いたらアロマテラピー!

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こんにちは。アロマトローグのTomomiです。
9月になったとたん、急に寒くなったパリ。夜も暗くなるのが早くなり、いよいよ長くて寒い冬が始まります。冬が来たなーと思うと、私は風邪対策を始めます。パリは乾燥していて気温も低く、日本と比べて衛生的にキレイではないので(!)、フランス滞在が浅い日本人はとくに風邪を引きやすい。実際、私が主宰するメディカルアロマ塾でも、風邪や感染症に関するレッスンは一番人気。今日は、ご自宅で簡単にできるアロマの風邪対策をお伝えします!

用意する精油は、ユーカリ・ラディアータ(Eucalyptus radiata)かラヴィンサラ(Cinnamomum camphora CT cineole)。10mlが入る遮光瓶を用意し、精油を合計30滴(15滴ずつでもいいですし、片方を30滴でもOK)入れ、ホホバオイルなどお好みの植物油を瓶いっぱいになるまで足します。よく振ればできあがり。これを、鼻が詰まったら鼻の下にちょこっと塗ったり、咳が苦しければ胸や背中をマッサージしたり、喉が痛ければ首に塗ったりします。フランス式のアロマテラピーではこの濃度は普通。これくらいの濃度がないと効き目がないのです。しかも、ご紹介した2つの精油は、3歳以上のお子さんになら安全なもの。ご家庭で風邪の症状にみなさんで使えます。

まだ風邪の症状が出る前でしたら、こんな予防法が効果的。レモン(Citrus limonun)かユーカリ・ラディアータの精油をディフューザーでお部屋に焚いてください。1日2、3回で1回につき30分を超えないように。精油は部屋の消臭剤やルームコロンではないので、焚きすぎないことがポイント。香りもかすかに香るくらいで大丈夫です。もしお子さんがいらっしゃるなら、部屋に入る直前にディフューザーのスイッチをオフにしてください。お子さんがいるところで精油を焚かないように!

今回ご紹介した精油は、抗菌作用、抗ウィルス作用にすぐれ(レモンは空気清浄してくれます)、早めの対処をすれば即効性のあるレシピになっています。刺激性も少なく、3歳以上でしたら使用できるので、小さいお子さんがいる家庭でも安心。

私は冬の気配を感じたら、ハチミツとレモンを買っておき料理に使うよう心がけています。部屋では精油を焚き、おかしいな?と思ったら早めに精油で対処。「風邪かも?」と思うことはよくありますが、喉や鼻で症状はストップ。すぐに回復しています。風邪の薬を開発したらノーベル賞がもらえると言われるほど、本当は風邪を治す薬はありません。一番の特効薬は自分の自然治癒力なのです。その自然治癒力をサポートしてくれるもののひとつが精油。他にも食事療法やハーブ療法、漢方などいろいろあるので、ご自分がアプローチしやすい方法で風邪に対処してください!

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