
ディーン・フジオカの公式Instagram(@tfjok)より引用
ディーン・フジオカ、出演のきっかけを明かす
俳優のディーン・フジオカさんが5月23日、都内で行われた映画『父と僕の終わらない歌』の公開初日舞台あいさつに登壇し、金髪姿を披露しました。その理由もユーモアを交えて語りました。
ディーンさんはあいさつを求められると、「今日は皆さんにお会いできること、この素敵な皆と再会できることを楽しみにしていたら、昨晩は寝られなくなってしまって。朝、2時間早く起きたんですが、毎日髪を黒く染めているのをうっかり忘れてきてしまって、こんなことになってしまいました(笑)」と明かしました。会場から驚きの声が上がる中、「すみません! この劇場の温かい空気に、この作品の優しさや温かさ、世界観がすごく反映されていると感じながら、このステージに立たせていただいています」と笑顔で語りました。
続けて「寺尾(聰)さんのことを“親父”と呼んでいるのですが、ある日電話がかかってきて、『出てくれ』『1日あればいい、1曲歌ってくれ』と。そんなラブコールをいただいて、これほど嬉しいことはありません」と出演のきっかけを明かしました。
舞台あいさつには、寺尾聰さん、松坂桃李さん、副島淳さん、松坂慶子さん、小泉徳宏監督も登壇。女優の佐藤栞里さんは「私自身、実写映画の初日舞台あいさつは初めてなので、本当にうれしくて……あぁ!ありがとうございます」と感激し、観客を見て「(観客が)泣いてると泣いちゃう……!」とハンカチを手に涙ぐむ場面もありました。
また、医師役で友情出演した佐藤浩市さんがシークレットゲストとして登場し、5月18日に78歳の誕生日を迎えた寺尾さんに花束を贈呈。さらに、松坂さんからは劇中楽曲を収録した出演キャスト入りの特製レコードがプレゼントされました。
同作は、英国で実際に起きた奇跡の実話をもとにした感動作です。舞台を日本・横須賀に置き換え、アルツハイマーを患う父とその息子が、周囲の人々の支えを受けながら、若き日に諦めたレコードデビューの夢を再び追いかける姿を描いています。主演は松坂桃李さんと寺尾聰さんが務めています。