維新・藤田氏、赤旗の「税金還流」疑惑報道に反論し記者の名刺投稿
「しんぶん赤旗」編集局は11月4日、日本維新の会の藤田文武共同代表に対し、X(旧ツイッター)に投稿した所属記者の名刺画像の削除と謝罪を申し入れました。
発端は、赤旗側が藤田氏側の「ビラ印刷費」などに関する資金支出問題を報じたことでした。
公設秘書が代表を務める会社に対し、税金を原資とする資金が支出されていたことを「税金還流」疑惑として指摘。
これに対し藤田氏は10月30日、Xで報道内容を「恣意的な記事」と否定しました。
質問状への回答が記事に反映されていないとし、担当記者の名刺画像を投稿していました。
赤旗側は編集局長らの名義で申し入れ書を提出。
記者の名刺を公開する行為は、権力監視の報道を妨害し威嚇するものだと強く抗議し、表現の自由やプライバシーの侵害にあたるとして、10日までの回答を求めています。
一方、藤田氏は4日の記者会見で、投稿した名刺画像は携帯電話番号やメールアドレスのドメインを消しており、それ以外は公開情報であるとの認識を表明。
画像の削除要求には応じない考えを示しました。
SNSでは以下のコメントが寄せられていました。
「藤田氏の行為はジャーナリストを威圧し、報道の自由を脅かしかねないが、吉村代表は適切な措置と擁護。維新の体質が如実になったね。」
「政治家失格でしょ。」
「『専門家にも相談の上で適法』とされていますが、これって、発注が贈与とみられないか否か、あるいは文書費の使い方としての適切性の話では?」
「わざわざ、記者の名刺を貼り付けて、画像をアップした意味を教えてください」














