「なんか初めて会った気がしないかも!」イベントで仲良くなった女性。だが、彼女のカメラロールにあったのは私の昔の写真だった…
仲良くなったはずの女性
高校生の頃から、日記代わりにブログを書いていました。
最近のメインはもっぱらインスタグラム。
「どうせ誰も見てないし」なんて軽い気持ちで、日々の愚痴を書いたり、たまに自分や友達の写真を載せたりしていたんです。
それがまさか、あんな思いをするなんて思ってもみませんでした。
きっかけは、あるイベントに参加したときのことです。
そこで同年代の女性と知り合いました。
「わあ、それ私も好きなんです!すごい偶然ですね」
「本当!なんか初めて会った気がしないかも」 驚くほど話が合って、私たちはすぐに意気投合。
「今度、ゆっくりお茶でもどうですか?」と誘われ、私は二つ返事でOKしました。
後日、おしゃれなカフェでランチをしていた時のことです。
「そういえばこの前、旅行に行ってきたんですよー。景色がすごくきれいで」
「えー、いいなぁ!写真見せてくださいよ」
「いいですよ、ちょっと待ってね」
彼女はスマホを取り出し、カメラロールをスクロールしながら旅行の写真を見せてくれました。
「ここが泊まったホテルで、これが食べたご飯。すっごく美味しかったなぁ」
「うわ、美味しそう!最高ですね、私も行きたいなぁ」
そんな他愛もない会話で盛り上がっていた、その時でした。
彼女が次の写真を探そうと、指をスライドさせた瞬間です。
画面の端に、見覚えのある画像がチラッと映り込みました。
なんで持ってるの?
(……え? あれ、私が高校生の時にブログに載せた写真……?)
一瞬でしたが、間違いありません。
それは私が制服姿で映っている、かなり昔の画像でした。
もちろん、インスタには載せていませんし、彼女にブログの話をしたこともありません。
心臓がドクン、と大きく跳ねました。
(私のフルネームを検索して、昔のブログまで掘り起こしたってこと?しかも、なんで保存までしてるの……?)
笑顔で旅行の話を続ける彼女の横顔が、急に得体の知れないものに見えてきて、背筋がゾッとしました。
「……どうかしました?」 私の視線に気づいたのか、彼女が不思議そうに尋ねます。
「あ、ううん!なんでもないです。そのパスタ、美味しそうだなって」 私は必死に平静を装いましたが、頭の中はパニックです。
ただの興味本位だったのかもしれません。
でも、自分からは一切教えていない過去の情報を黙って収集され、あまつさえ自分のスマホに保存までされていたことへの不信感は、どうしても拭えませんでした。
「じゃあ、今日はこの辺で」
「うん、また連絡するね」
笑顔で別れましたが、その日を境に彼女とは少しずつ連絡を減らし、そっと距離を置くことにしました。
ネットに一度出した写真は、誰に見られ、どんな意図で保存されているかわからない。その怖さを身に沁みて感じた出来事です。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














