
高岡蒼佑の公式X(@sosuke_takaoka)より引用
高岡蒼佑さんが語る"発言すること"の重み
俳優の高岡蒼佑さん(43)が5月29日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、政治的な発言に対する世間の空気に疑問を呈しました。
高岡さんはこれまでもSNSなどを通じて、政治や社会問題についての自身の意見を積極的に発信してきました。最近では、コメ価格や備蓄米をめぐる問題に触れ、「備蓄米かどうかもわからないものを、大臣が変わった途端、仕組まれた救世主のように現れて、こんなのにまた国民は騙されるんだろうな」と投稿しています。
続く投稿では「政治の話したら引かれる国ってどうなんでしょ」と切り出し、「話してほしくない人がいるから、少し触れてみたりすると、特異な存在として見られる」と指摘。そのうえで、「それが当たり前のような、そんな世の中の仕組みで果たしていいんだろうか」と、政治に対して声を上げにくい社会の風潮に対し疑問を投げかけました。
さらに、「興味を持ってもらっては困るんでしょうね」と述べ、政治発言に拒否反応を示す人々の背景を推察。「生きるにはとても大事なことなんだけどね」と締めくくり、政治への関心の重要性を訴えました。
芸能人や著名人による政治的発言は、これまでもたびたび物議を醸してきました。2018年にはモデルのローラさんが米軍普天間飛行場の辺野古移設中止を求める署名活動を呼びかけた際、高須クリニックの高須克弥院長が「僕なら降ろす」と発言。2020年には、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんが「#検察庁法改正案に抗議します」と投稿し、「芸能人は政治を語るな」といった批判を浴びました。
高岡さんの投稿は、改めて「発言することの意味」と「社会の受け止め方」について考えさせられるものとなっています。
政治の話したら引かれる国ってどうなんでしょ。
— SOSUKE TAKAOKA 高岡 蒼佑 (@sosuke_takaoka) May 29, 2025
話してほしくない人がいるから、少し触れてみたりすると、特異な存在として見られる。
それが当たり前のような、
そんな世の中の仕組みで
果たしていいんだろうか。
興味を持ってもらっては困るんでしょうね。…