
GACKTの公式X(@GACKT)より引用
GACKT、人生で一番好きなご飯を明かす
ミュージシャンのGACKTさんが2日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、「腰を抜かすほど美味しい」食べ物として“冷えた古古米”を挙げ、独自の「コメ論」が話題を呼んでいます。
GACKTさんは、小泉進次郎農相が行った備蓄米の試食会について報じた一部メディアの記事を引用。ネット上では、過去にテレビ朝日系「芸能人格付けチェック!」で米を食べずとも銘柄を見抜いたGACKTさんの登場を望む声が上がっていたことに触れ、「『GACKTを呼べ』と言われるのは光栄だが、国民を代表するのは荷が重い」としながら、自身の“米に対する考え”を綴りました。
GACKTさんは、「26の時、バンドからソロになったタイミングで一番好きなものを辞めようと決めた」とし、それ以来、ご飯をお碗によそって食べることも、カレーライスや寿司も食べていないと告白。
それでも「コメの味を忘れたことはない」と語り、「一番好きな食べ物は“古古米を炊いた後に冷やして食べるご飯”」と断言。古古米について「新米にはない甘味と食感がある」と述べ、「本当に美味しい古古米はポテンシャルが高く、良質な水で育てられた米を丁寧に保存することで、魚やワインのエイジングのように旨味が凝縮される」と分析しました。
また、「冷やすことでよりその違いがわかる」といい、「その冷えた古古米にカレーを合わせると“エグいレベルで美味い”」と絶賛。温かい食事は美味しく感じる一方で、冷たい方が味の輪郭が見えるとも語っています。
そのうえで「もちろん、そんな古古米に当たることは稀だが、昆布や酒を使うと独特の匂いも抑えられる。これを機に“どうしたら美味しくなるか”を追求してほしい」と呼びかけました。
最後には「ボクの人生でコメを食べることはもうない。だからこそ、ボクの代わりにコメを心から楽しんで貰いたい」と綴り、深い米愛と探究心をにじませています。
この投稿には、「一流の味覚だからこその話」「こんな視点で米を見たことなかった」「奥深すぎて圧倒された」といった感嘆の声が多く寄せられています。
「GACKTを呼べ」と言われるのは光栄な話だが、流石に国民を代表するのは荷が重すぎる。
— GACKT (@GACKT) June 2, 2025
ただ、ボクのあくまで個人的なコメに対する考えを伝えたい。
26の時、バンドからソロになったタイミングで一番好きなものを辞めようと決めた。
それ以来、片手にお碗を持っての食事を一度もやっていない。…