
12年里親が見つからない猫が話題に
福岡県糸島市で保護猫活動を行う「糸島のイトネコ」(@itoneko22)が8月21日、自身のXを更新。
ある一匹の猫の里親を募集する投稿が、切なさと愛しさで多くの人の心を揺さぶっています。
投稿では、テーブルの上でどっしりと構える一匹の猫「テンテン」くんの写真と共に、「里親募集 1件もお問い合わせありません。12年に突入してます。」という衝撃の事実が明かされました。
テンテンくんは、ボランティア宅で長年里親を募集していましたがご縁がなく、高齢になったボランティアの方が「なんとか繋がるよう」と昨年、希望者が猫に会える施設「コミュニティBASE イトネコ」を設立したそうです。
12年というあまりにも長い月月に、胸が締め付けられます。
写真のテンテンくんは、少しふてぶてしくも見える表情で、その姿からは「ここが自分の家だ」と言わんばかりの貫禄さえ感じられます。
きっと大切にお世話されてきたのでしょう。
でも、もし叶うなら、生涯を共にするたった一人の家族の元で、穏やかな余生を過ごしてほしいと願わずにはいられません。
この投稿には、多くの温かいコメントが寄せられました。
「12年も待ってるなんて切ないね…早く素敵なご縁がありますように」
「面構えが違う」
「タポタポのお腹かわゆい…」
「ふてぶて可愛い」
「もはや家の主としての風格がすごい。」
「ここまで来たら、もうそこが家じゃろうに、、、」
「里親さん、もう12年も前に見つかってるじゃないですか。」
など、テンテンくんの幸せを願う声や、その堂々とした姿に魅了される声で溢れています。
※当記事では、X社(旧Twitter社)の「ユーザーの権利およびコンテンツに対する権利の許諾」に基づき、ポスト(投稿)を引用・掲載しています。
里親募集
— 糸島のイトネコ (@itoneko22) August 21, 2025
1件もお問い合わせありません。
12年に突入してます。 pic.twitter.com/9llIpCSTD4
テンテン♂
— 糸島のイトネコ (@itoneko22) August 21, 2025
面会日時▶︎ 2025年8月23日(土)
18:30〜20:30
面会場所▶︎コミュニティBASE イトネコ
福岡県糸島市多久1246-2
(望遠鏡で夏の大三角を見てみよう同時開催)
・駐車場完備
・入場無料
・完全予約制
ボランティア宅でずっと里親募集、譲渡会してましたが、見つからず人間も高齢となり、なんとか繋がるよう去年、施設を作り希望者が猫を見れるようにしました。
— 糸島のイトネコ (@itoneko22) August 22, 2025