
堀ちえみ、「がんになって初めて教わったこと」を告白
歌手でタレントの堀ちえみさんが9月19日、自身のAmebaブログを更新。
日本対がん協会が主催する『がん征圧全国大会』で講演を行ったことを報告し、がん闘病を経ての変化した心境を綴りました。
ブログで堀さんは、1時間にわたる講演を行ったことを報告。
「がんになって人生に於いて、初めて教わったこと」
と題し、闘病当初は
「良かったことなんてキレイゴトで、何ひとつなかったとそう思っていた」
と率直な心境を吐露しました。
しかし、
「でもあのとき命を繋いでいただけて、本当に良かったとやっと、そう思えるようになりました」
と、現在の前向きな気持ちを明かしています。
そう思えるようになった理由については、
「時が解決してくれたのではなく、今の自分の存在を肯定できるようになれたから」
「今の自分のありのままの姿を大切に思って受け入れられたから」
と分析。
支えてくれる人々への感謝も述べ、
「これからも一歩一歩、踏み締めながら人生を歩んでいきます」
と締めくくりました。
堀さんは2019年にステージ4の舌がんと食道がんの手術を受けたことを公表しており、闘病やリハビリの様子をブログで発信し続けてきました。
今回の講演は、そうした自身の経験を伝える活動の一環であり、今後も多くの人に勇気を与える発信が期待されます。
※本記事は当事者の体験談を報じています。症状や治療効果には個人差があり、医療行為を推奨するものではありません。治療方針は必ず主治医とご相談ください。