
小沢一郎氏、野党の姿勢に言及
立憲民主党・小沢一郎氏が10月14日、現在の日本の政治状況について連続投稿し、その内容の鋭さから注目を集めています。
投稿は、長年にわたり主張してきた「心ある野党勢力の結集・共闘」が実現していない現状を嘆くもの。
「あっちが悪い、そっちが悪いで、いつまで経っても大局的な視野に立った考え方、行動ができていない」と、野党各党の姿勢を厳しく批判しました。
さらに「野党がいつまで経ってもチマチマしたことで揉めているようなら、早晩国民から完全に見放される」と、現状の危機意識の欠如を指摘しています。
また、自民党に対しても「このまま仮に高市内閣ができたとしても、さほど長くは続かず、自民党自体も崩壊する可能性がある」と投稿。
最終的に、「国民の生活が第一」の原点に立ち返り、政治的混迷を打開すべく全力を尽くす意向を示しました。
与党・野党双方に厳しい目を向ける小沢氏の主張は、現状への強い危機感の現れとも受け取れます。
投稿には以下のようなコメントが寄せられています。
「他所の党につべこべ言う前に自分のところの蓮舫氏の選挙法違反は有耶無耶なのか?」
「そもそもカルト創価学会が母体の公明党と自民党をくっつけたのはあなただ」
「邪魔する政治家いらないです。ここ日本なので日本人で良い国にしたいので邪魔する政治家、マスコミ吐き気がしてます。」
①もうかなり長いこと、心ある野党勢力が結集・共闘・協力して、自民党の腐敗した権力構造を変えなければならないと主張してきた。しかし、野党各党は、あっちが悪い、そっちが悪いで、いつまで経っても大局的な視野に立った考え方、行動ができないでいる。これが悲しむべき日本政治の現実。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) October 14, 2025
②野党がいつまで経ってもチマチマしたことで揉めているようなら、早晩国民から完全に見放されることになる。「いつも自民党政治で危機だ、危機だと騒いでいながら、いざとなるとやる気が無い、野党にこそ危機意識がない、これは駄目だ」と。結局、日本の政治は機能不全に陥り、国民が不幸になる。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) October 14, 2025
③自民党も岐路にある。このまま仮に高市内閣ができたとしても、さほど長くは続かず、自民党自体も崩壊する可能性がある。あえて、こちらの立場から言わせてもらえば、自民党は中道保守の思想をきちんと作り直した方が良いと思う。高市総裁のかなり右に寄った思想の考え方とは決別すべきではないか。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) October 14, 2025
④何より野党は、前述したように、自民党が全く腐敗して政権担当能力を失った今日、目を覚まして、ここでどうしようもない自民党政権を変える、それが国民のため、国民の生活と国家を守るためだ、という観点で大同団結をするような発想に立たなければ、いつまで経っても国民の支持は得られない。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) October 14, 2025
⑤高市自民党は暴走、野党は万年野党志向で終わってしまったら、与党も野党もどうしようもないということになる。国民の生活を守っていけなくなる。これこそ今、真に憂うべきこと。何としても、この政治的混迷を打開すべく、「国民の生活が第一」という原点に立ち返り、全力を尽くして参りたい。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) October 14, 2025
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