俳優・仲代達矢死去
映画「用心棒」や「影武者」などで知られる俳優の仲代達矢さんが亡くなったことが、11月11日に分かりました。
仲代さんは1950年代から俳優活動を開始。
小林正樹監督の「人間の条件」で主人公を演じ切り高い評価を得ると、60年代には黒澤明監督の作品に多数出演。
「用心棒」「椿三十郎」「天国と地獄」などで強烈な印象を残し、日本映画界を代表するスターの地位を確立しました。
80年代にも黒澤映画「影武者」「乱」に主演し、国際的な評価を不動のものにしました。
映画だけでなく舞台活動にも精力的に取り組み、75年には妻で女優の宮崎恭子さんと共に俳優養成所「無名塾」を設立。
役所広司さんや若村麻由美さんなど、多くの後進を育てたことでも知られています。
テレビドラマでも「大地の子」などで重厚な演技を見せ、文化勲章も受章しています。
SNS上では、
「昭和の巨星が落ちてしまい残念です。今の時代の俳優には絶対的に不足してる存在感がみなぎっていた俳優さんでした。」
「突然の訃報に驚き悲しいですね。御悔み申し上げます。」
「その演技のみならずナレーションにおける声も個性的で素敵でした。名優の逝去は残念でなりません。ご冥福をお祈りいたします。」
「若かった頃からの仲代達矢さんの「笑顔」と「声」が好きだったですね。」
など、さまざまな意見が寄せられています。














