柏木由紀がYouTubeで直面した30代の呼称問題
元AKB48のメンバーでタレントとして活躍する柏木由紀さんが、自身のYouTubeチャンネルで視聴者からの鋭い指摘にたじろぐ一幕がありました。30代を迎えた自身の立ち位置を模索するなかで、20代前半と思われる女性から「30代って女子なんですか」というストレートな疑問が寄せられたのです。
この問いかけに対し、柏木さんは「グサッときましたね」と正直な胸の内を明かしつつ、言葉の響きやニュアンスの難しさに苦笑いを浮かべました。決して30代は女子であると言い張るつもりはなく、あくまで「30代女性」という響きよりも、親しみやすさやポップな印象を優先した結果の選択だったと語ります。
こうした柏木さんの反応に、SNSでは同世代を中心に多くの声が上がっています。
「30代は女子か女性か問題は永遠のテーマだけど、ゆきりんのポップにいきたい気持ちはよく分かる」
「言葉の定義よりも、その人が醸し出す雰囲気で決めてもいいのでは」
「正直にグサッときたと言える柏木さんの等身大の姿に好感が持てる」
「アラサーになると呼び方に過敏になる時期があるから、この論争は他人事ではない」
アイドルとして第一線を走り続け、現在は一人の女性として歩む柏木さん。今回の出来事は、年齢を重ねるなかで直面する言葉の定義や、社会的なイメージとのギャップを象徴しているようにも感じられます。
年齢の呼び方に正解はありませんが、それをどう受け止め、どう自分らしく変換していくか。
柏木さんの少し困ったような笑顔の裏には、世間の視線を感じながらも自分なりの心地よさを探そうとする、大人の女性のリアルな葛藤が透けて見えました。














