アイドルの笑顔が悪用される恐怖、松村沙友理が「ミヤネ屋」で示した強い不安
12月26日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」にて、日本のアイドルやアーティストの動画が中国のSNS上で無断転載され、事実とは異なる政治的な字幕を付けられて拡散されている実態が報じられました。
番組では、人気アイドルグループ「#ババババンビ」の岸みゆさんが昨年投稿したクリスマス動画が、本人の意図に反して「琉球の返還」を望むかのような内容に捏造されている事例を紹介。これに対し、ゲスト出演した元乃木坂46の松村沙友理さんは、自身の動画も同様に悪用される可能性について「怖いですね」と率直な恐怖を口にしました。松村さんは、中国のSNSまで日常的にチェックすることは難しいため、知らない間に自分の姿が全く関係のない主張に利用される状況に強い不安を覗かせています。
SNS上ではこの衝撃的なニュースに対し、多くのユーザーが反応を示しました。
「本人たちが一生懸命活動している動画を、政治的なプロパガンダに使うなんて許せない」
「AI技術や翻訳の悪用がここまで進んでいるのかと思うと、SNSに動画を上げるのが怖くなる」
「宮根さんが言う通り、クリスマスの楽しそうな動画を領土問題にすり替える感覚が理解できない」
といった、憤りや困惑の声が相次いでいます。
今回の事案は、単なる著作権侵害に留まらず、タレントのアイデンティティや信条を歪める悪質な名誉毀損ともいえる問題です。海外のプラットフォームで拡散される捏造情報に対し、個人の力で立ち向かうには限界があります。
SNSが身近になった現代だからこそ、発信者を守るための国際的なルール作りや、プラットフォーム側の迅速な対応が急務であると感じます。
松村さんが見せた「知らないところで自分が利用されている」という戸惑いは、決して芸能人だけの問題ではなく、デジタル社会を生きる私たち全員が直面しうる影の部分なのかもしれません。














