「今日も頭が爆発してるな」とクラスメイトが容姿を理由にいじめてきた。我慢できない日々を救ってくれた教師の言葉とは
最悪のイタズラと泣き崩れた親友
中学時代、私と親友はクラスの一部のグループから目をつけられていました。
原因は、本当に些細なことです。
私は生まれつきの天然パーマ。
それが面白かったらしく、すれ違いざまに「今日も頭が爆発してるな」「くるくる回ってて変なの」と笑われる毎日でした。
一緒にいた親友も、体が人一倍柔らかいというだけで「柔軟性」という変なあだ名をつけられ、からかわれていました。
「気にしちゃダメだよ」
そう励まし合っていましたが、心の中ではいつも「どうして私たちがこんな目に遭わなきゃいけないんだろう」という悔しさでいっぱいでした。
そんなある日の昼休み、事件は起きました。
教室に戻ると、親友が自分の席で立ち尽くしていました。
彼女の紺色のブレザーが、真っ白なチョークで汚されていたのです。
「ひどい……」
いつもは強気で、私のことも守ってくれる彼女でしたが、さすがにショックだったのでしょう。
大粒の涙がポロポロとこぼれ、その場に泣き崩れてしまいました。
周りの生徒たちは、関わりたくないのか見て見ぬふり。
犯人たちは教室の後ろで、ニヤニヤしながらこちらを伺っています。
教壇を叩く音。初めて味方をしてくれた先生
重苦しい空気の中、廊下から足音が聞こえてきました。
「おい、どうした。騒がしいぞ」
ガラガラッとドアが開きました。入ってきたのは、学校でも正義感が強いことで有名だった男性教師でした。
先生は教室の異様な空気と、泣き崩れる彼女の姿を見て、すぐに状況を察したようでした。
真っ白に汚されたブレザーを一瞥すると、先生の顔がみるみるうちに真っ赤に変わっていきます。
「……ッ!」
次の瞬間、ドンッ!と、教室中に響き渡る大きな音がしました。
先生が、力いっぱい教壇を足で叩いたのです。
静まり返る教室。
先生は地響きのような声で叫びました。
「誰だ!こんな卑怯なことをしたやつは!名乗り出ろ!」
今まで、私たちがどれだけ嫌な思いをしても、先生たちは「仲良くしなさい」と形式的な注意をするだけでした。
でも、この先生は違いました。私たちの痛みを自分のことのように怒ってくれたのです。
「黙って見ていたやつらも同罪だぞ!友達がこんな目に遭って、お前たちは何とも思わないのか!」
先生の気迫に、ニヤついていたグループも顔を引きつらせ、うつむいています。
その光景を見たとき、胸の奥にたまっていたモヤモヤが、スッーと消えていくのがわかりました。
「助けてくれる大人が、本当にいたんだ……」
結局、犯人はその場で名乗り出ました。
その後、私たちへのいじめはピタリと止みました。
30代になった今でも、自分の髪を鏡で見るたびに、あのとき教壇を叩いて怒鳴ってくれた先生の背中を思い出します。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














