「えっ、何これ…嘘でしょ!?」寝ぼけて片想い中の彼に、変な文章を送ってしまった。だが、この誤爆がきっかけで距離が縮まることに!
目覚めは最悪のパニック
ずっと片思いしていた彼。
勇気を出して声をかけ、ようやく連絡先を交換できた日は、まさに天にも昇る心地でした。
「やった……!ついに繋がれた」
帰宅後も興奮は冷めません。
画面に並ぶ彼の名前とアイコンを眺めては、ひとりニヤニヤ。
「一通目はなんて送ろう?丁寧すぎるのも変だし、スタンプだけなのも味気ないし……」
ベッドに寝転んで文面を考えているうちに、心地よい疲れが襲ってきました。そのまま深い眠りへ。
翌朝、スマホを開いた瞬間に全身の血の気が引きました。
「えっ、何これ……嘘でしょ!?」
そこには、私が送った覚えのないメッセージ。
寝ぼけた指が勝手に動いたのか、意味不明な「ぬ」の一文字と、よりによって一番不気味な「白目を剥いた魚」のスタンプが送信されていたのです。
送信時刻は深夜2時。
しかも、すでに「既読」の文字が。
「終わった……。絶対に変な子だと思われた」
慌てて「ごめんなさい! 寝ぼけて誤操作しちゃいました」とフォローを入れるも、彼からの返信は一向になし。
数日が過ぎ、期待は絶望へと変わりました。
「せっかく頑張って連絡先を聞いたのに、私、何やってるんだろう……」
訪れた、予想外の大逆転
それからというもの、彼と顔を合わせるのが気まずくて仕方がありません。
そんなある日、共通の知人を含めた飲み会で、ついに彼と隣り合わせに。
「あの、メッセージ……本当にごめんなさい。変なもの送っちゃって」
消え入るような声で謝る私に、彼は意外な反応を見せました。
「ああ、あれ!実はさ、あのスタンプ見て吹いちゃってさ。俺もあれ、持ってるんだよ」
そう言って彼が見せてくれた画面には、私と同じ「白目を剥いた魚」がズラリ。
「返信しようと思ったんだけど、面白すぎて同じシリーズのスタンプを買い足してたら、タイミング逃しちゃって。俺も人見知りだから、どう返せばいいか悩んでたんだ」
「えっ、怒ってなかったの!?」
「まさか。むしろ『あ、この子とは趣味が合うかも』って、ちょっと嬉しかったくらい」
誤操作がつないだ最高の縁
そこからは、もう怒涛の展開。マニアックなスタンプの話題から趣味の話まで、嘘のように会話が弾みます。
「今度は間違えて送るんじゃなくて、ちゃんと俺を誘ってよ」
彼からの茶目っ気たっぷりな言葉に、胸が熱くなりました。
あの夜、もし完璧な挨拶を送っていたら、こんなに打ち解けることはなかったかもしれません。
最悪だと思っていた「誤操作」は、実は二人の心の距離を一気に縮める、最強のラッキーアイテムだったのでした。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














