美味しいものがいっぱいのお正月。いつもよりも食べているのに、ついダラダラ過ごしてしまい、気付けば体重が増加……。そんな、いわゆる「正月太り」は早めに対処することが大切です。
そこで本記事では、増えてしまった体重を戻すためにできることをピックアップします。
■短期間で体重を戻す方法①むくみを改善する
お正月は普段よりも味が濃いものや脂っこいもの、お酒などを摂る機会が多いですよね。そんな偏った食事から、身体がむくんでしまうことも。
実は、正月太りの一番の原因はむくみであるといわれています。むくみを改善するだけでも、身体のラインがすっきりして元の体型に戻りやすくなりますよ。
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まずは、基本的な食生活から見直しましょう。
塩分の取り過ぎはむくみに直結します。味の濃いものを避け、トマトやキュウリ、海藻類などカリウムを豊富に含む食材を積極的に食べましょう。カリウムはむくみ改善に繋がる、人間に必要なミネラル成分です。
毎日食材から摂るのが難しい方は、サプリメントを使うのも一つの方法です。
また、身体の冷えも大敵。つい面倒で湯船に入らず、シャワーで済ませてしまう方は要注意です。ゆっくり浸かって身体を芯から温めましょう。そうすることによって、血行が良くなり、徐々に改善していきます。
■短期間で体重を戻す方法②便秘に気を付ける
体重が気になるあまり、栄養バランスを考えず無理に食事制限するのは逆効果。便秘を引き起こし、体重だけでなく肌荒れや頭痛、疲労感などさまざまな体調不良の原因です。
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元々便秘しやすい体質の方は特に食物繊維を意識して摂りましょう。具体的にはきのこ類や納豆、さつまいもやキャベツがあげられます。便秘によるお腹周りの太さが気になる方も、これですっきりするはず。
便秘は一時的な食事の偏りによるものが多いので、食事から変えることで改善できます。もし食事改善で治らない方や症状がひどい方は、一度医師の診察を受けてみてもいいかもしれません。
■短期間で体重を戻す方法③食べる順番を意識する
あなたは食事をするとき、何から食べ始めますか？「大好きなメインの肉やご飯から……」という方は食べる順番を少し意識してみましょう。量を減らさなくてもいいので、ストレスなく続けられます。
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最初に食べ始めるべきは汁物。水分が多いので、満腹感を得やすくなります。野菜やきのこがたっぷり入った汁物ならむくみや便秘対策も同時にできて、一石二鳥ですね。
次に野菜などの食物繊維を食べましょう。血糖値の上昇を緩やかにして、脂肪がつくのを抑えてくれます。
次はメインの肉・魚といったタンパク質。一番最後に、主食である炭水化物のご飯やパン、麺類を食べましょう。炭水化物を先に食べないことがとても重要なので、最低でも炭水化物は最後にしましょう。
自宅だけでなく外食のときにも手軽に実践できるので、場所にとらわれない方法です。
■短期間で体重を戻す方法④ゆっくりよく噛んで食べる
「忙しいから」とつい早く食べてしまったり、スマホをいじりながら食べたりしていませんか？このような食べ方は今日からやめましょう。早食いや何かをしながらの食事は満腹感を得にくく、食べ過ぎの原因に。
また、消化に時間がかかりやすいので便秘になってしまうこともあります。
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一口につき30～60秒程かけて、よく噛んで食べることが大切です。こうすることによって食べ物の栄養分をしっかり吸収することにつながり、便秘にもいい影響を与えます。
また、噛む回数を増やすだけでエネルギーが消費されるので、ダイエット効果もあります。
しっかり噛むことで料理を味わい、食事の時間を楽しむこともできるので、やらない理由はありませんね。
■短期間で体重を戻す方法⑤朝食に温かいスープを摂る
体重を減らしたいからといって、朝食を抜くのはおすすめできません。せめて温かいスープだけでも摂って、体温を上げましょう。寒い朝も身体がポカポカして代謝が上がり、痩せやすい体質に貢献します。
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さらに、野菜たっぷりのスープを選べば、お腹も満たされ、間食も予防できます。栄養バランスも整いますし、良いことづくし。
「食事制限はしたくない」という方にもぴったりの方法です。
■正月太りをリセットしてすっきりした体型に
正月太りは、偏った食事によるむくみや便秘、運動不足が大きな原因です。少し意識するだけで、すっきりした身体を取り戻すことができます。
太ってしまったら、早めにバランスのよい食事や、規則正しい生活に切り替えて、気持ちよく新年を迎えましょう。
