tend Editorial Team

2025.06.04(Wed)

【リアル妻の本音】パパ友と比べてしまった夫——あの日、私が口にした“禁句”

 

理想のイクメンはすぐ隣にいた

「ねぇ、今日も悠斗くんのパパ、運動会の準備に来てくれてたよ」

私が何気なくそう言ったとき、夫はテレビから目も離さず、「へぇ~」とだけ。

うちの夫・直樹は、いわゆる“ザ・昭和型”。

家事は「手伝う」というスタンスだし、育児も“やってるつもり”の自己満が多い。

そんな中、保育園で仲良くなった“悠斗パパ”は、いつもにこやかで、保護者会にも積極的。

運動会の時なんて、リレーで走る子どもたちのために、前日からテントを張りに来ていた。

それを見て、ふと、思ってしまった。

「あの人がパパだったら、もっと助かったかもな」

 

ついに口にしたあの一言

ある晩、夕食後に娘が熱を出した。私は慌てて保冷剤や体温計を探し、連絡帳を準備。

その間、夫はソファでスマホをいじったまま。

「ちょっと手伝ってって言ってるじゃん!」

私の声が、思ったより大きく響いた。

夫は不機嫌そうにのそっと立ち上がりながら、言い返した。

「言ってくれなきゃ分からないし。今やろうとしてたんだけど?」

そこで、私の中の何かがプツンと切れた。

「悠斗くんのパパは、言わなくても動いてるよ!」

言ってしまった。

夫の顔が、一瞬、固まった。

 

静かな夜と胸の痛み

その夜、夫はいつもより静かだった。

娘を寝かしつけた後も、目を合わせてくれなかった。

私だって、分かってる。

比べちゃいけないって。

それぞれの家庭に、それぞれの事情があることも。

でも、心のどこかで、“もっと頑張ってよ”って思ってしまう自分もいる。

そして、夫は小さくこう呟いた。

「比べられるの、結構つらいんだけど」

 

夫婦って「チーム」だったはずなのに

それから数日、私は自分の言葉を何度も思い返した。

夫は完璧じゃない。私もそう。

でも、最初から“役割”を決めつけて、足りないところばかり責めていたのは、私かもしれない。

次の保育園行事、私はあえて夫に頼んでみた。

「〇〇の準備、手伝ってもらえる?」

すると彼は、照れ臭そうに「うん、任せて」と返した。

 

隣の芝は青く見えるだけなのかもしれない

パパ友が良く見えるのは、たまたま“よそゆきの顔”を見てるだけかもしれない。

本当のパートナーシップは、他人と比べず、ふたりで育てていくものなんだと、少しだけ思えた。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2026.02.21(Sat)

宮根誠司のMr.サンデー、衆院選で政党ハブき謝罪も冷ややかな視線…中居正広トラブルによる枠拡大が裏目に出る皮肉
tend Editorial Team

NEW 2026.02.21(Sat)

トランプ大統領が宇宙人情報の開示を指示、オバマ氏の暴露への皮肉と大衆の関心を天秤にかける国家機密の安売り
tend Editorial Team

NEW 2026.02.21(Sat)

五輪金メダリストを襲う卑劣な性的加工の魔の手。りくりゅう木原選手へのディープフェイクに潜む歪んだ正義感と法的代償
tend Editorial Team

RECOMMEND

2026.01.26(Mon)

「成績が悪い!サボってんだろ」と部下の監視を始めた課長。だが、課長自身のサボりがバレたワケ【短編小説】
tend Editorial Team

2026.01.23(Fri)

「反動が来るのが怖い」「減税分だけじゃ足りない」とネットで物議に。谷原章介、解散総選挙に向けた各党の方針に言及
tend Editorial Team

2025.11.18(Tue)

「許してはダメ」「支持する国民が多いなら民意」と賛否の声。共産党・志位和夫氏「どこまで暴走するつもりか」と高市首相の非核...
tend Editorial Team