
自転車の違反に対する反則金制度
2025年6月、国家公安委員会が「自転車の違反に対する反則金制度」を正式決定しました。
適用は来年2026年4月からですが、今のうちに内容を知っておかないと“知らずに5000円〜1万2000円”を支払うことになるかもしれません。
ながらスマホ=「運転しながら危険物を構えてる」状態
自転車は“軽車両”という扱いのため、本来は車と同じく道路交通法の対象。
ながらスマホは、「前方確認・周囲確認ができない状態」での運転として、極めて危険な行為と見なされます。
実際、「自転車 vs 歩行者」の事故では、ながらスマホが原因重傷事故も多発。
スマホを見ながら時速20kmで走る=“視線を切った瞬間に命中する凶器”と同じ。
よくある“アウト判定”ケース
・画面をチラ見してLINEの返信
・ナビアプリを確認しながら交差点へ
・SNSの通知を確認するために画面を点灯
ながら運転の“自分だけじゃ済まないリスク”
接触事故で歩行者が転倒 → 加害者として高額な賠償責任
高齢者や子どもを巻き込むと、社会的非難も強くなる
ドラレコ映像や通報アプリで一発バレ&検挙される可能性も
じゃあどうすれば?
ハンドルから手を離さない。目も離さない。
→ 操作が必要な場合は一度停車してから確認を。
スマホホルダーでも「注視」はアウト
→ 見てるだけでも違反になる可能性があるので注意。
まとめ:「ながらスマホ」はもう“違反”です
これまでは「注意だけ」で済まされていた行為も、いよいよ罰則付きにシフトしています。
「誰も見てないから」「ちょっとだけなら」
その一瞬が、1万円以上のペナルティになる時代。
自転車は便利だけど、「運転してる」ことを忘れてはいけない。
2026年、“スマホを見る代わりに前を見よう”という意識が、あなた自身も誰かも守ることになります。