食べログより引用
連日多くの来場者で賑わう2025年大阪・関西万博。未来を感じさせるパビリオンや圧巻のイベントに胸を躍らせる一方で、夏の厳しい暑さや人混みに「ちょっと休憩したい…」と感じる瞬間も多いのではないでしょうか。
そんな中、万博会場内のあるレストランが「予約が全く取れない」と話題になっています。
その名は「高原レストラン 水空 SUIKUU」。サントリーとダイキン工業が共創するという異色のレストランです。
単なる食事処ではない、その絶大な人気の秘密とは何なのか。
グルメサイト「食べログ」に寄せられた口コミを徹底的に調査すると、万博を賢く、そして最高に楽しむための"ある価値"が見えてきました。
「万博でここが一番」の声も。異業種コラボが生んだ圧倒的クオリティ
まず口コミで目立つのは、料理そのものへの高い評価です。
サントリーの「水」とダイキンの「空気」へのこだわりをコンセプトにした空間で提供される料理は、万博会場の喧騒を忘れさせるほどのクオリティを誇ります。
「海外パビリオン、屋外ワゴンなどで色々食しましたがここが1番美味しビールと食事でした。」
「どれもこれもとても美味しかったです。炊き込みご飯の南高梅のアクセントが最高でもう一度食べたいくらいに記憶に残っています。」
「響コース」や「森プレート」といったメニューは、純あまトマトの冷製ポタージュや、鱧と南高梅の炊き込みご飯など、素材の良さを活かした繊細な品々が並びます。さらに、万博限定の「水空エール」や、伊右衛門の緑茶の提供など、ドリンクへのこだわりもサントリーならでは。
「心地良い空間で食事を楽しむことができました」「料理はどれも美味しく心もお腹も満たされて大満足です」といった声が、その満足度の高さを物語っています。
人気の理由は味だけじゃない?口コミが明かす"最高のオアシス"としての価値
しかし、多くの人がこのレストランに惹きつけられる理由は、味だけではないようです。
口コミを深掘りすると、万博という特殊な環境下における「最高のオアシス」としての価値が浮かび上がってきました。
「外は35度の暑さでバテた中、涼しく快適な空間で万博限定の水空エールビールと風プレートを頂きました。」
「万博の喧騒を忘れる、森の癒しプレート。」
万博会場を歩き回り、汗を流し、疲れが溜まってきたタイミングで訪れる「水空 SUIKUU」。
エントランスの心地よい香り、涼しく快適な空間、そして窓から見える景色は、まさに砂漠の中のオアシス。
多くの来場者が、食事を楽しむと同時に心と体を回復させる重要な拠点として活用しているのです。
「万博で、暑さ対策のため涼しいレストランでランチと思い、予約キャンセルを待ってやっと席を確保。冷房の効いた場所で、ゆっくり過ごせ、体力回復。」
この「体力回復」というキーワードこそ、水空が予約困難になるほどの人気を博す、もう一つの大きな理由でしょう。
美味しい食事はもちろんのこと、「万博を最後まで楽しむための戦略的な休憩」という付加価値が、多くの人を惹きつけているのです。
行く前に知っておきたい!量や予約のリアルな声
一方で、これから訪れたい人が知っておくべき正直な口コミも。
「おそらくプレートだと少し物足りないかもです。(中略)私たちみたいに万博グルメもたくさん味わっていて、“最後にゆっくりとお酒とお料理を味わいたいから”予約の方があっていると思います。」
プレートメニューはコースより軽めのため、しっかり食事をしたい場合はコースを選ぶのが良さそうです。
また、予約については「予約キャンセルを待ってやっと席を確保」という声もあり、諦めずに公式サイトなどをチェックする価値はあるかもしれません。
味、空間、そして最高の休息。これら全てが融合した「水空 SUIKUU」は、万博体験を何倍にも豊かにしてくれる特別な場所です。
もし幸運にも予約のチャンスを掴めたなら、それは万博の思い出をさらに輝かせる最高の体験となるでしょう。