
食欲の秋が近づくと、私たちの心を掴んで離さないのが、さつまいもスイーツ。
コンビニからデパ地下まで、様々な商品が並びますが、無印良品から発売された一つのクッキーがSNSや口コミで大きな話題を呼んでいます。
その名は「さつまいものクッキー」(290円)。
しかし、その口コミを詳しく見てみると、「美味しい!」という絶賛の声と共に「あれ…さつまいもの味がしない…?」という、なんとも不思議な評価が多数。
一体どういうことなのか?多くの人を虜にし、「買いだめ」に走らせる“謎多きクッキー”の正体を、公式サイトに寄せられたリアルな声から徹底調査しました。
口コミで評価が分かれた“さつまいも感”
このクッキーの評価で、最も興味深いのが「さつまいもの風味」を巡る意見の真っ二つな分裂です。
焼き芋ペーストを練り込んでいるというこの商品、もちろん「さつまいも感」を絶賛する声はあります。
「焼き芋のペーストがたっぷり使われてるってわかります!コクのある甘いだけじゃない美味しさです。」
「ちゃんとさつまいもの味がして、しかも程よいサクサク感。美味しかったです◎」
しかし、それと同じくらい、あるいはそれ以上に目立つのが、「さつまいも…どこ?」という正直な意見です。
「さつまいも感はそんなにないけど、後味でふわっとさつまいもを感じるくらいです。」
「さつまいもの味や香りは感じられません。ただただ美味しいバタークッキーです。」
同じ商品を食べているはずなのに、なぜここまで評価が分かれるのか。
論争の結論?「主役はバター」デパ地下級と絶賛される“クッキーとしての実力”
では、さつまいも感が弱いと感じた人たちは、このクッキーを低く評価しているのでしょうか?
答えは全くの逆。
彼らは口を揃えてこう言います。「バタークッキーとして最高に美味しい」と。
「さつまいも味のお菓子が好きなので購入しました。何故かほとんどさつまいもの味はしなかったのですが、バターがすごい香ってきて、プレーンクッキーとしてはとても美味しかったです。」
「芋度は優しいですが、とにかくバタークッキーとして市販品ではかなり美味しい。デパ地下のクッキー、ケーキ屋さんのクッキーと同じ味です。」
どうやら、このクッキーの主役は、さつまいもを優しく包み込む、リッチなバターの風味にあるようです。
さらに、「手作りのお菓子のような美味しさだなと思い原材料名を確認したところ家庭にあるような材料を使っていてやはり!となりました」「マーガリン、ショートニング等の添加物を使わないクッキー、またよろしくお願いいたします」といった声も。
余計なものを使わない、素材を活かした誠実な作りが、本物志向のファンの心を掴んでいます。
「やっと買えた…」見つけたら即買い必須な人気ぶり
その美味しさと、さつまいもの輪切りを模した「見た目の可愛さ」も相まって人気の商品となっています。
「ずっと欲しかったのですが、近所の小型店舗ではいつも売ってなくて、超大型店舗でやっと買えました。」
「どの店舗でも売り切れが続出で、今季最後の購入になるかと思い幾つか買いました。」
この希少性が、さらなる購買意欲を掻き立てます。
「1個だけ買ったのを後悔しています」「無くならないうちに買っておきます」と、見つけた時に“まとめ買い”する人が続出。季節限定商品のため、「通年販売にして欲しいです!」という熱いラブコールも後を絶ちません。
まとめ
無印良品の「さつまいものクッキー」が絶大な人気を誇る理由は①さつまいもの輪切りを模した愛らしい「ビジュアル」、②バターを贅沢に使った「デパ地下級の本格的な味わい」、そして③それらが織りなす「見つけたら即買い必至の希少価値」。
この3つの要素が、多くの人を熱狂させているのです。
もし店頭でこの可愛いクッキーに出会えたなら、迷わずカゴに入れることを強くおすすめします。