トリップアドバイザーより引用
誰もが一度は食べたことがある、あのカップヌードル。
しかし、そのカップを自分でデザインし、好きなスープと具材を選んで“自分だけの一杯”を作れる場所があるのをご存知でしょうか。
横浜みなとみらいに佇む「カップヌードルミュージアム 横浜」は、そのユニークな体験が世界中の旅行者から絶賛され、「トラベラーズチョイス 2025」にも選出された人気スポットです。
「子供向けの施設でしょ?」と侮ることなかれ。
口コミを徹底的に調査すると、そこは子供だけでなく、大人たちをも童心に返らせてしまう“沼”のような魅力と、知らずに行くと後悔するかもしれない、いくつかの重要なヒントが隠されていました。
「想像以上に楽しめた!」主役は“世界に一つだけ”のカップヌードル作り
このミュージアムを訪れたほぼ全ての人が「最高だった」と口を揃えるのが、メインアトラクションである「マイカップヌードルファクトリー」です。
「地元にいながらに初めてのカップヌードルミュージアム!自分でスープや具材を選べるマイカップヌードル作りが想像以上に面白かった。」
「オリジナルのカップを書くのも、自分の好きな具材を選ぶのもとっても楽しいです。子供だけじゃなくて、若いカップルのデートでも、大人カップルのデートでも楽しめると思います。」
真っ白なカップに思い思いの絵を描き、4種類のスープと12種類の具材から自分だけの組み合わせを考える。
その工程は、大人も子供も時間を忘れて夢中になってしまうようです。
「子供に負けないくらいはしゃいでしまいました」という声もあり、クリエイティブな楽しさが満載。
完成した自分だけの一杯は、あまりの愛着に「食べるのが勿体なく取っておいたらかなり経ってしまいましたが食べられなくなってしまったので再度遊びに来ました」という、微笑ましいエピソードを生むほど、特別な思い出になるようです。
“ガチ勢”はこっち?予約必須の上級者向け「チキンラーメン手作り体験」
「マイカップヌードル作り」の奥深さに驚かされますが、実はさらに上級者向けの体験が存在します。
それが、小麦粉をこねるところから始める、本格的な「チキンラーメンファクトリー」です。
「2回目の訪問です!以前、カップヌードルを作りましたが、チキンラーメン作りは本格的に麺づくりから。」
「自分で小麦粉を練り、かたまり叩き圧縮機で伸ばし、機械で細く切り…ここに来たら是非ラーメン作りをすべし。」
こちらは、90分かけて麺作りの全工程を体験できる、まさに“ガチ”なアトラクション。
人気が非常に高いため、事前の予約が必須です。
「チキンラーメン手作り体験工房も予約すればよかったな」と後悔する声も多く、この体験を目当てに訪れるなら、計画的な予約が成功のカギとなります。
「脳が混乱する味」まで?賛否両論の“リアル”と攻略法
体験だけでなく、食の楽しみも充実しています。
4階にある「NOODLES BAZAAR -ワールド麺ロード-」では、世界各国の麺料理をハーフサイズで味わえますが、ここでしか食べられない、ある意味“伝説”のメニューも。
「飲食エリアで食べた、カップヌードルアイスカレー味は、脳が混乱する味でした。」
この「カップヌードルアイス」、まさに勇気ある者だけが体験できる究極のイノベーティブフードかもしれません。
一方で、体験型の施設だからこその“落とし穴”も。
ある口コミでは、「とにかく説明がないので、どこに並ぶのか、次になにをしていいのかさっぱりわかりません」と、セルフサービスの多さに戸惑う声も。
特に最後のエアバッグに入れる工程は、少し注意が必要なようです。
また、最大の注意点は「混雑」です。
「夏休み中だったからか、午後から行ったらすでにカップラーメンの作るのは終了していました」という声もあり、休日は午前中の早い時間に行くこと、そして体験工房は事前に予約しておくことが、このミュージアムを最大限に楽しむための鉄則と言えるでしょう。
まとめ
カップヌードルミュージアム 横浜が世界中から愛される理由。
それは、単に歴史を学ぶだけの場所ではなく、誰もがクリエイターになれる「体験工房」であり、食の冒険ができる「フードアトラクション」でもある、多層的な魅力にありました。
「たかがカップヌードル」と侮るなかれ。そこには、創業者の発明・発見の精神が、訪れる人すべての遊び心に火をつける、素晴らしい仕掛けが待っています。あなたも“世界に一つだけの一杯”を作りに出かけてみてはいかがでしょうか。