
江川卓、大谷選手の投球フォームに言及
元プロ野球選手で野球解説者の江川卓氏(70)が10月7日、自身のYouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」を更新。
ドジャース・大谷翔平投手(31)の投球フォームについて、あえて“愛の苦言”を呈し、大きな反響を呼んでいます。
動画の中で江川氏は、誰もが絶賛する大谷選手について指摘することは、発言者にとってリスクが大きいとしながらも、あえて口を開きました。
彼が注目したのは、リハビリから復帰した大谷選手の腕の位置が、以前より少し下がっているという点です。
江川氏の解説によれば、肘が下がると、いわゆる「スイーパー」と呼ばれる横に大きく曲がるスライダーは投げやすくなるものの、その代償として肘への負担が格段に増してしまうとのこと。
踏み込んだ足の位置など下半身の使い方は完璧に近いと賞賛しながらも、上半身の横回転が目立つ現在のフォームが、どうしても気になってしまう様子。
大谷選手がすでに2度も肘の手術を受けている過去を知るからこそ、江川氏は自身の懸念が杞憂に終わることを願いながらも、肘の負担が少ない投げ方を選択してほしいという親心にも似た想いを明かしました。
江川さんの言葉の端々から感じられるのは、大谷選手への深い愛情と、まるで我が子を想うかのような「親心」ではないでしょうか。
世界中を熱狂させる大スターだからこそ、誰もが指摘しづらい部分にあえて踏み込んだのは、同じ投手として長く活躍してほしいという切実な願いの表れに感じます。
この投稿には以下のようなコメントが寄せられています。
「昭和の大エースの知見や経験談は大変貴重な話。江川さんの懸念が杞憂に終わることを私も願っています」
「江川さんの心配が大谷さんのピッチャーとしての致命傷にならないことを願っています」
「大谷さんのことなので、いろいろ分かった上で選択しているんじゃないかな」
※本記事で紹介した投球フォームや怪我に関する内容は、専門的な医学的知見や診断を示すものではなく、あくまで江川卓氏個人の見解です。