「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」に出演していた今森茉耶さんが未成年飲酒で降板し、所属事務所との契約も解除
テレビ朝日系のスーパー戦隊シリーズ『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』で、史上初の女性ブラック戦士・ゴジュウユニコーンを演じていた俳優の今森茉耶さん（19歳）が、未成年飲酒を理由に番組を降板し、所属事務所「Seju（セジュ）」とのマネジメント契約を解除されたことが、11月8日に発表されました。
所属事務所の公式サイトによると、「20歳未満でありながら飲酒行為を行っていた事実が確認された」ため、「重大な契約違反」と判断し、協議の結果、同日付で契約解除に至ったとしています。また、番組公式サイトでも東映からの報告を受けて降板の申し入れに同意したことが公表されました。
今森さんは、2023年の「ミスマガジン」グランプリに輝き、「次世代ヒロイン」として大きな期待を背負っていただけに、突然の事態は大きな波紋を呼んでいます。
今回のニュースに対し、SNSでは
「信じられない」「裏切られた気持ちだ」
といった声が渦巻きました。特に、子どもたちが夢中になる特撮番組の出演者が未成年飲酒というコンプライアンス上の問題を起こしたことへの失望は深く、
「子どものヒーローがこんなことをするなんて残念すぎる」
「戦隊のイメージが崩れた」
といった、作品と演者に向けられた厳しい反応が目立ちました。
一方で、今森さん自身が自身のInstagram（インスタグラム）を通じて謝罪文を公開したことについては、
「きちんと反省している姿は見せている」
「まだ19歳、立ち直ってほしい」
といった、今後の活動を案じる声も見受けられました。
今回の件は、人気急上昇中の若手俳優が抱えるプレッシャーと、世間からの期待の大きさを改めて浮き彫りにしたように感じます。特に特撮シリーズのような子ども向け番組の出演者は、そのイメージを壊さないよう、私生活においても高い倫理観が求められるものです。
今森さんは、自らの軽率な行動を深く反省し、謝罪の言葉を述べていますが、一度失った信頼を取り戻すことは簡単ではありません。今回の降板と契約解除という重い代償は、芸能界で活動するすべての人にとって、コンプライアンスの重要性を再認識させる事例となったのではないでしょうか。
今後は、所属事務所が発表したように、業界全体でコンプライアンス教育や管理体制を強化していくことが求められます。
ファンや関係者の期待を裏切ってしまった事実は重いものの、今森さんがこの経験を糧に、人として成長し、いつの日か誠実な姿をまた見せてくれることを願うばかりです。
