元フジテレビアナウンサーの渡辺渚さんの写真集に刃物を乗せた写真をSNSに投稿した疑いで30代女性を書類送検
元フジテレビアナウンサーでタレントの渡辺渚さんの写真集に、刃物を乗せた写真を交流サイト(SNS)に投稿し、脅迫した疑いで、警視庁が30代の女性を書類送検したことが明らかになりました。
書類送検された女性は、2025年5月上旬ごろ、渡辺さんの写真集の上に刃物を置いた写真を自身のInstagramに投稿しました。その際、「死ね」「めった刺し」といった過激な言葉も添えられていたとされています。
渡辺さんからの相談を受け、警視庁が捜査を進めていました。女性は事情聴取に対し、「行き過ぎた表現で怖がらせてしまった」「行きすぎた行為で申し訳ない」といった旨を供述しているということです。
この報道を受け、SNS上では渡辺さんを心配する声とともに、インターネット上での誹謗中傷や脅迫行為に対する厳しい意見が多く見られます。
「これはもう表現の自由とかそういう問題じゃない。完全に脅迫だし、被害者の渡辺さんが本当に気の毒です」
「SNSでの誹謗中傷はエスカレートしやすい。有名人だからといって何を言ってもいいわけじゃないし、一線を超えた行為は断固として取り締まってほしい」
「『行き過ぎた表現で怖がらせてしまった』って、自分のやったことの重大さがわかってないのでは。相手の精神的な苦痛を考えたら、簡単に謝れるレベルじゃない」
「最近、SNSでの攻撃的な投稿が多すぎる。匿名性にかまけている人が多いけど、ちゃんと責任が問われることを知るべき」
多くのユーザーは、今回の投稿が単なる意見や批判ではなく、明確な脅迫行為に該当するという認識を示しており、SNSにおける倫理観や法的な責任の重要性を改めて訴えています。
今回の事件は、SNS上での発言が現実の脅威となり得ることを改めて示しました。表現の自由は重要ですが、他者の生命や安全を脅かすような言動は、決して許されるものではありません。
特に芸能人や著名人への誹謗中傷は、匿名性の高まりとともに深刻化しています。今回の女性のように「行き過ぎた表現で怖がらせてしまった」と供述があっても、被害者にとっては計り知れない恐怖と精神的な苦痛が伴います。
SNSという開かれた場で、誰かを傷つける言葉や画像を発信することの重さを、発信者一人ひとりが深く認識する必要があります。














