マツコ・デラックスが「おせち離れ」に理解を示し話題に
12月22日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」にて、マツコ・デラックスさんが昨今の「おせち離れ」について持論を展開しました。番組では、おせち料理を準備しない家庭が増えているという調査結果を紹介。これに対しマツコさんは、自身も以前はおせちを嗜んでいたものの、準備や保存の大変さを踏まえ、現代においてその習慣を辞めてしまう人がいることについて深い理解を示しました。
「辞める人が出てくるのもわかるよね」と語るマツコさんの言葉には、単なる伝統の否定ではなく、時代の変化に伴う家族の在り方や食生活へのリアルな視点が込められていました。特に、手間暇をかけて用意しても「子供も食わなかったり」という実情に触れ、今の時代に合った正月の過ごし方を肯定する姿勢を見せました。
この発言を受けてSNSでは、多くのユーザーから共感の声が上がっています。
「マツコさんの言う通り、子供が食べないから結局余ってしまうのが悩みだった」
「無理して作るより、家族が喜ぶものを食べるほうが今の時代には合っている気がする」
「伝統は大事だけれど、形式に縛られて年末年始に疲れ果てるのは本末転倒だと思う」
SNSユーザーのリアルな生活実感が溢れ、特に家事を担う世代からの支持が目立ちました。
一方で、伝統を大切にしたいという層からも
「自分ができる範囲で、好きな具材だけ用意する形にシフトした」
といった、新しい「おせちの形」を模索する意見も見受けられます。
かつては三が日の保存食として機能していたおせち料理ですが、24時間営業の店舗が増えた現代では、その役割も変化しています。
マツコ・デラックスさんの言葉は、伝統を重荷に感じる人々の心を解きほぐし、自分たちらしい正月の在り方を再考するきっかけを与えたのではないでしょうか。














