竹中平蔵氏がトランプ政権によるベネズエラ攻撃支持の背景にある「帝国主義の復活」を分析
元経済財政担当相で経済学者の竹中平蔵氏が、11日に放送された「そこまで言って委員会NP」に出演しました。番組内ではトランプ米政権による南米ベネズエラへの攻撃の是非について熱い議論が交わされましたが、竹中氏は明確に「支持する」との立場を表明しました。マドゥロ大統領の拘束など、米国が力による支配を強めている現状を、竹中氏は「帝国主義の復活」という言葉で表現し、現在の世界秩序が根本から崩れていることを指摘したのです。
これまでの国際社会は、主権国家は平等であるという原則のもとに動いてきました。しかし、竹中氏は「帝国主義というのは大きな国がすべてを支配する」とし、米国や中国、さらには将来のインドやロシアといった巨大な「帝国」が世界を形作っていく未来を予測しています。そうなれば、他の国々には実質的な主権は残されないという非常に厳しい見解を示しました。
このようなパワーゲームが再燃する中で、米中以外の国々は「どこかの帝国に従属するか、あるいは緩衝地帯になるか」という過酷な選択を迫られているのが現状です。竹中氏は、トランプ氏の行動を心情的に支持したくはないとしつつも、現在の世界情勢に照らせば「当たり前の動き」に見えると持論を展開しました。
この冷徹ともいえる現実的な分析に対し、SNS上では
「竹中さんの言うことは厳しいけれど、今の世界を見ると否定できないのが怖い」
「日本はどこの帝国に属するのか、それとも自立できるのかを真剣に考える時期に来ている」
といった、自国の将来を不安視する意見が目立ちました。
竹中氏の言葉は、私たち一人ひとりがどのような世界に生きているのかを突きつける重い問いかけだと感じます。理想と現実の狭間で、国家の主権や個人の自由がどのように守られていくのか。今回の発言は、今後の世界経済の動向を読み解く上で見逃せない視点となるでしょう。
混沌とする国際情勢の中で、かつての常識が通用しなくなっている現在。私たちは強者による支配を受け入れるしかないのか、それとも新しい共生の道を探れるのか。
竹中氏の「帝国主義の復活」という言葉は、私たちの未来を占う不気味な予言のように響きます。














