「便利屋」扱いはもう終わり。私が上司に勇気を出して言い返した日
30代になり、仕事のペースも掴めてきた今日この頃。
そんな私の心をずっと重くさせていたのは、上司による「度重なる雑務の押し付け」でした。
会議の資料作成から、他部署との細かなスケジュール調整まで。
本来の業務ではないはずの仕事が、「君なら安心だから」というお決まりの言葉と共に、すべて私に回ってくる毎日。
断りきれない性格を見透かされているような、なんとも言えないモヤモヤ。
「いつものように」振られた仕事
ある日の夕方。
いつもの足音と共に、上司が私のデスクへやってきました。
「あ、これ。明日までの会議資料。いつものように君がやっておいてくれるかな?」
当たり前のような口調に、私の中でプツンと何かが切れる音。
周りの同僚たちも、「またか……」と言わんばかりの表情でこちらを伺っています。
いつもなら「わかりました」と飲み込むところですが、この日は違いました。
「すみません。その件ですが、今回は他の方にお任せしませんか?」
予想外の反応に、目を見開いて固まる上司。
「え? でも、君がやったほうが早いし……」
「そうかもしれませんが、チーム全体を考えると、他の人にも経験が必要だと思うんです。 ずっと私一人が抱えていては、ノウハウが共有されませんよね?」
静まり返るオフィス
私の真っ直ぐな言葉に、上司は「……あ、いや。それはそうかもしれないけど……」と口ごもるばかり。
すると、隣の席の同僚がパッと手を挙げてくれました。
「確かにそうですね。私もその仕事、一度覚えておきたいと思っていたんです。私が引き受けましょうか?」
その瞬間、職場の空気がガラリと変わるのを感じました。
上司はバツが悪そうに「……じゃあ、今回はそうしようか」と言い残し、逃げるように自席へ。
上司の姿が見えなくなった後、小走りで駆け寄ってきたのは周囲の同僚たち。
「よく言ってくれたよ! 正直、見ていてずっと不公平だなって思ってたんだ」
「かっこよかった! 私たちも甘えちゃっててごめんね」
感謝と労いの言葉に、ずっと我慢していた胸のつかえがスッと消えていくような感覚。
これまでは「断ったら角が立つかも」と臆病になっていましたが、勇気を持って正論を伝えることは、自分だけでなくチームのためにもなる。 そう強く実感した出来事でした。
もし今、理不尽な状況にひとりで耐えている方がいたら、伝えたいです。
勇気を出した先には、意外と温かい味方と、スカッとした青空のような開放感が待っていますよ。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














