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2026.02.14(Sat)

元BOOWY高橋まことが高市政権に放った皮肉と憲法解釈の危うさ。ロックの鼓動は政治の迷走を止めるのか、失笑を誘うのか

伝説のドラマーが鳴らす政治への不協和音。知識の付け焼き刃を露呈させた痛恨の条文ミスと、拭いきれない晩節を汚す懸念

かつて日本中を熱狂させた伝説のロックバンド、BOOWYのメンバーとして知られる高橋まこと氏が、再びSNS上で物議を醸しています。きっかけは、2月8日に行われた衆院選の結果を受けた一連の投稿でした。自民党が316議席を獲得するという圧勝劇に対し、反自民の姿勢を鮮明にしている高橋氏は、皮肉交じりの言葉を投げかけ続けています。しかし、その主張が熱を帯びれば帯びるほど、ネット上では冷ややかな視線が注がれる事態となっています。

 

高橋氏は、かつて高市早苗首相のドラム演奏を酷評したほか、首相の地元である奈良県民を揶揄する発言を行い、後に謝罪に追い込まれた経緯があります。選挙当日は大雪の影響による移動の報告にとどめていたものの、翌日には日本の将来を嘆くような言葉を投稿。さらに11日になると、高市首相が掲げた消費税に関する公約を煽るような姿勢を見せ、憲法改正についても自身の持論を展開し始めました。

 

ここで大きな波紋を呼んだのが、高橋氏による憲法の条文引用です。氏は投稿の中で、勝手に改憲を口にしてはいけないと警鐘を鳴らし、憲法99条を読み込むよう促しました。しかし、実際に憲法改正の手続きを定めているのは96条であり、99条は公務員の憲法尊重擁護義務に関する規定です。この明らかな勘違いに対し、SNSでは厳しい声が相次いでいます。

 

『何か言わないと気が済まないまこさん』
『BOOWYが汚されるからもう黙れよ…』
『こないだ叩かれたから安牌なところで来たな。カッコ悪いなー』

 

一連の投稿からは、現状の政治体制に対する強い不信感と、変革を求める情熱が伝わってきます。著名人が政治的発言をすること自体は自由であり、一つの問題提起として機能する側面もあるでしょう。しかし、攻撃的な言葉選びや、根拠となる知識の誤認は、せっかくのメッセージを台無しにするだけでなく、自身の輝かしいキャリアに泥を塗りかねません。

 

特に、かつてのファンにとって、ビートの殿堂と称された人物が、不正確な知識を基に他者を批判する姿を見るのは忍びないものです。言葉は時として、ドラムのスティックよりも鋭く相手を傷つけ、自分自身をも窮地に追い込みます。

 

影響力のある立場だからこそ、単なる感情の爆発ではなく、事実に基づいた建設的な批判が求められているのではないでしょうか。高橋氏が再び力強いビートを刻む日は来るのか、それともこのまま政治という荒波の中で迷走を続けるのか。

 

ファンは複雑な思いで見守っています。

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