tend Editorial Team

2026.02.18(Wed)

「お菓子配らなくてもいいのに」職場でお菓子を配る私を否定する同僚。だが、先輩の一言に救われた話

「お菓子配らなくてもいいのに」職場でお菓子を配る私を否定する同僚。だが、先輩の一言に救われた話

お菓子配りが私にとってのコミュニケーションツール

入社2年目、週2回の出社日。

私のリュックはいつもパンパンだ。

中身は書類?いえ、チームのみんなに配るための「大量のお菓子」。

「お疲れ様です!今週は新作のチョコですよ〜」

「待ってました!それ気になってたんだよね」

「俺、ふたつもらっていい?」

「どうぞどうぞ、早い者勝ちですから(笑)」

配り始めた当初、みんなは「すみません」と遠慮がちだった。

でも今や、私のデスクはおやつ配給所状態。

「今度はあれが食べたい」とリクエストが飛んでくることもあれば、大袋からワシッと掴み取りしていく強者も。

このわちゃわちゃした時間こそ、私にとって最強のコミュニケーションツール。

仕事の合間の癒しであり、みんなの笑顔を見るのが何よりの「やりがい」なのだ。

そんなことを言われるとは

しかし先日、ちょっとした事件が。

その日は、滅多に出社してこないレアキャラの男性社員が珍しく席にいた。

「お疲れ様です。よかったら糖分補給にどうぞ」

いつもの笑顔でお菓子を差し出す私。すると彼は手を止め、少し困ったような顔でこう言った。

「……あのさ、いつもお菓子配らなくてもいいのに」

「え?」

「自腹でしょ?気を使わなくていいんだよ」

優しさからの言葉なのは分かる。

でも、2年も続けて築き上げたこの楽しい時間を、単なる「気遣い」や「義務」だと思われたのが少し悔しい。

「これ、私が好きでやってるんですけど……」と言い返そうとした、その時。

「ちょっと〇〇さん!余計なこと言わないでくださいよ〜!」

私の背後から、明るく大きな声が響いた。声の主は、チームのエースである先輩社員だ。

「このお菓子タイムのおかげで、私たちのチームワークが保たれてるんですから! ねー、みんな?」

その声に反応して、周りの席からも次々と援護射撃が。

「そうそう、これがないと午後始まらないっす」

「むしろ僕たちが楽しみにしてるんで、止めないでくださいよ(笑)」

予期せぬ総ツッコミに、彼は目を丸くしてタジタジ。

「えっ、あ、そうなの……?ごめん」

私はここぞとばかりに、満面の笑みでトドメの一言。
「というわけで、〇〇さんもどうぞ! 食べたら絶対元気出ますから!」

「……じゃあ、ひとつ」

苦笑いしながらチョコを受け取る彼。その場の空気がドッと沸いた。

「義務」じゃない、「楽しみ」でやっている私の配給活動。

チームの結束を再確認できたおかげで、モヤモヤするどころか、最高の気分で午後の業務に戻ることができた。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2026.04.05(Sun)

働き続けてきた女性たちが迎える定年。光も影も見落とされてきた普通の彼女たちが直面する現実と希望の分岐点
tend Editorial Team

NEW 2026.04.05(Sun)

共通点多き香川のライバルか、野党連携を阻む深い溝か。小川淳也氏と玉木雄一郎氏の埋めがたい現在地
tend Editorial Team

NEW 2026.04.05(Sun)

歌舞伎町で7万円の勉強代?マッチングアプリの甘い罠とATMへ同行する黒服の恐怖、自衛策はどこに
tend Editorial Team

RECOMMEND

2024.04.20(Sat)

赤ちゃんに与えたいオーガニックぬいぐるみ6選
tend Editorial Team

2025.10.29(Wed)

あなたはどのタイプ?旅館を予約したはずが「名前がない」と言われた時の反応から、あなたの性格を探る【心理テスト】
tend Editorial Team

2026.03.18(Wed)

「私が寝る間も惜しんで分析したんです!」手柄を横取りする同僚。だが、ITに強い部長が論破して自滅した話
tend Editorial Team