「人は見た目が100%ですから!」オンライン異業種交流会で出会った女性。だが、画面に映った女性の姿に思わず納得したワケ
オンライン異業種交流会
仕事の幅を広げようと一念発起し、オンライン異業種交流会へ参加したときのこと。
40代にして久々の新しい挑戦、パソコンの前に座る背筋も自然と伸びます。
「はじめまして、よろしくお願いします」
画面越しに交わされる挨拶。
和やかな雰囲気の中、「どんな話が聞けるんだろう」と胸を躍らせていました。
しかし、ある女性の順番が回ってきた瞬間、その場の空気が一変したのです。
「はーい!みなさんこんにちは! プロのカメラマンやってまーす!」
画面いっぱいに身を乗り出し、自信満々に放った第一声。
「ズバリ言いますけど、人は見た目が100%ですから!!!」
……はい? 今なんと?100%?
あまりの言い切りの良さに、思わず感心しかけた私。
しかし、画面に映る彼女の姿をまじまじと見て、驚きました。
そこにいたのは、「美」を切り取るプロとは程遠い姿の女性。
着ているのは、首元がダルダルに伸びきったグレーのスウェット。
どう好意的に解釈しても、部屋着にしか見えません。
さらに衝撃だったのが、その顔。
カメラマンなら、自分がどう映るか計算し尽くしているはず。なのに、ボサボサの髪に、ノーメイクの肌。
全てが「ありのまま」。
(え……?その格好で「見た目が100%」って言ってるの……?)
私の動揺などお構いなしに、彼女の熱弁は止まりません。
「第一印象で全てが決まるんです!だから見た目を磨かないなんて、ビジネスマンとしてありえない!」
「私は被写体の人にも厳しく言いますよ。『その服で選ばれると思ってますか?』って」
(いやいや、特大のブーメラン突き刺さってますよ!?)
(まずご自分が鏡を見たほうが……!)
もし彼女が「見た目なんて関係ない、中身で勝負!」というスタンスなら、そのラフな格好も「飾らない職人肌」として好感を持てたかもしれません。
けれど、彼女が掲げているのは「見た目至上主義」。
「みなさんも、もっと外見に意識を向けてくださいね!チャンスを逃しますよ!」
画面の向こうでドヤ顔を決める彼女。
最初はモヤモヤしていた私の心も、次第に冷ややかなものへ。
周りの参加者も、愛想笑いを浮かべつつ、目が笑っていないのが分かります。
言葉の意味に気づいた
そして、ふと気づいてしまったのです。
ああ、彼女は嘘をついていないのかもしれないと。
ダルダルのスウェット、手入れされていない肌、TPOをわきまえない無神経さ。
その姿を見ただけで、私の中で彼女への仕事の依頼は「ナシ」に確定していました。どんなに立派な経歴を語ろうと、技術があろうと、話が全く入ってこないのですから。
「見た目が伴っていないと、どんなに良いことを言っても誰にも信用されない」
まさに、「人は見た目が100%」という残酷な真実を、彼女自身がその身をもって完璧に証明してくれていたのでした。
ある意味、誰よりも説得力のあるプレゼンを見せてくれた彼女に、心の中でそっと手を合わせ、私はその画面を閉じました。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














