「家賃は半分ずつ、財布も別だよ。」婚約者の言葉どおりに払った私、別れた後に知人から聞いた話で確信した理由
婚約者と折半していた家賃
婚約者は家賃を半分ずつ払おうと持ちかけます
昔、婚約者と一緒に暮らしていたころ、生活費は基本的に割り勘でした。
彼は支出に細かく、家賃も毎月、私が半分を渡します。私は同じ家で暮らすのだから、二人で負担するものだと思っていました。
「家賃は半分ずつ、財布も別だよ。」
彼にそう言われてから、払う金額を疑いませんでした。
お互いに働いているのだから公平だと、自分に言い聞かせていたのです。
食事代も半分ずつにする彼に語り手は悩みます
外で食事をするときも会計は半分ずつでした。彼のほうが多く食べて飲む日でも、支払う額は変わりません。
私はいつも少し引っかかりましたが、店の前で言い争うのも嫌で、そのまま財布を開いていました。
「今日も半分ずつでいいよね。」
彼は食後、領収書を受け取ります。
当時の私は使い道を知らず、仕事に必要なのかもしれないと考えて、深く聞きませんでした。
語り手は別の理由で婚約者と別れて暮らします
そんな小さな違和感を抱えたまま、私たちは別の理由で別れました。
別れた理由を家賃や領収書のせいにするつもりはありません。ただ、一緒に暮らすあいだ、負担について気軽に話せなかったことは覚えています。
「もう、別々に暮らします。」
私は自分の荷物をまとめ、彼に渡していた家賃もそこで終わりました。離れてからは、彼のお金の使い方を確かめる機会もありませんでした。
別れた後に聞いた話
別れた後、知人は語り手に家賃補助の話を伝えます
それから後になって、彼と同じ会社に勤める知人と話す機会がありました。
知人は、彼の家賃について私の知らない話をしました。
「家賃、全額補助が出ているそうよ。」
私は驚き、自分が毎月渡していた半額を思い返しました。
ただ、知人から聞いた話です。支給条件や、彼が実際にいくら受け取っていたかは、私には確かめられていません。
語り手は家賃と領収書について思い返します
もし家賃が全額補助されていたなら、私が渡したお金はどう扱われていたのでしょう。
そう考えると、当時の割り勘が急に違うものに見えてきました。
私はその疑問を彼に聞きに行ってはいません。
食事の領収書についても、後から彼が会社に接待費として出していたことを知りました。
私との食事代は半分ずつだったので、驚きました。ただ、提出した書類を私が見たわけではなく、会社側がどう扱ったかも分かりません。
知らなかったことが多すぎて、胸がざわつきました。
語り手は別れて正解だったと心から思います
知人の話を聞いた帰り道、私は立ち止まって財布を見ました。もう彼と家賃を折半することも、食事代を半分出すこともありません。
知らないまま払い続ける暮らしからは、すでに離れています。
「別れて、正解だった。」
補助の詳しい条件や会社側の処理までは、分かりません。それでも、当時の違和感を思い出し、自分の支払いを自分で決められる今にほっとしました。別の理由で決めた別れでしたが、振り返ればあの選択でよかったのです。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














