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2026.10.19(Mon)

「お母さん、今日がもう休みの日だよ」土曜日の買い物中に家族で大笑い。その数分後、母が真顔で尋ねたこと

「お母さん、今日がもう休みの日だよ」土曜日の買い物中に家族で大笑い。その数分後、母が真顔で尋ねたこと

曜日をたずねた助手席の母

ある土曜日の昼、父の運転する車で、家族4人そろって買い物に出かけました。

助手席には母、後部座席には私と弟が座っています。

母は平日ずっと仕事で忙しく、家族全員で出かけるのは久しぶりでした。

私と弟もなんとなくうれしくて、後ろの席でお菓子を分け合いながら過ごしていました。

出発してしばらくは、母が今夜の献立について話し、父がのんびり相づちを打っていました。

ところが、母がふいに話を止めて、私たちのほうを振り返ったのです。

「ねえ、今日って何曜日?」

「土曜日だけど?」

父も私も弟も、ほとんど同時に答えました。

すると母は、指を折って何かを数え始めました。そして、急にぱっと表情を明るくしたのです。

「あっ、じゃあ明日は日曜日ね!お仕事お休みだ!」

私と弟は顔を見合わせました。運転席の父も、笑いをこらえるように口を結んでいます。

「お母さん、今日がもう休みの日だよ」

「平日と間違えてない?」

そう言われた母は、一瞬きょとんとしたあと、手をたたいて笑い始めました。

「あら、やだ!じゃあ休みが1日多いじゃない!」

「いや、増えてないって!」

私と弟はとうとう吹き出してしまいました。

母も自分の勘違いがおかしくなったようで、涙を浮かべながら笑っています。父まで前を向いたまま、小さく吹き出していました。

久しぶりの家族でのお出かけは、そんな母のひと言で、にぎやかな時間になりました。

信号待ちで振り返った母

それから数分後のことです。

ようやく車内の笑いが収まり、交差点の赤信号で車が止まったときでした。

助手席の母が、またこちらを振り返ったのです。

今度は、さっきまで笑っていたのが嘘のような真剣な顔でした。

「ねえ、今日って祝日だっけ、明日休み?」

その瞬間、弟が声も出さずに体を折り曲げました。

私も思わずおなかを抱えて笑ってしまいました。運転席の父にいたっては、停車中のハンドルに顔を伏せ、肩を震わせています。

「ちょっと、なんで笑うの?大事なことでしょう?」

母は本気で不思議そうな顔をしています。

「だ、だから……土曜日だってば!祝日でもないよ!」

私は笑いすぎて息を切らしながら、なんとか答えました。

「えっ、そうだった?ああ、そうね。でも明日も休みなら、それでいいわね」

そう言って、母は何事もなかったように前を向きました。

その様子がおかしくて、私と弟はまた笑ってしまいました。

信号が青に変わると、父は目もとをぬぐい、笑いをこらえながら車を発進させました。

その日の夜、買ってきた荷物を片づけ終えたあと、台所へ行くと、母がカレンダーの前に立っていました。

日曜日の欄を指でなぞっていた母は、私と目が合うと、にっこり笑って言いました。

「明日は、本当に休みね」

今度こそ曜日を確かめたらしい母の笑顔に、私はまた笑いそうになりました。


※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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