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Tomomi

2015.06.19(Fri)

パリでバイリンガル子育て奮闘記

我が家には日仏ハーフの4歳の娘がいます。というと、「バイリンガルでいいわねー」と言われるのですが、とんでもない!むしろバイリンガルになるよう奮闘中です!

 

フランスは会社勤めでも夜8時頃には帰宅できるし、休日出勤もありません。フランス人の主人は夜でも休日でも、たっぷり娘の面倒をみてくれています。特に、家事をしている最中は大助かり!娘は1歳から保育園に行っていたので、生活のほとんどがフランス語環境で育ってきました。おしゃべりの主人が娘の面倒をみてくれるので、私が話す日本語なんて微々たるもの。結果、私の話す言葉はわかるのですが、フランス語で返事をするように……。

 

ハーフの子を持つ家族を見ていると、日本人ママと一緒に過ごす時間が長ければ長いほど日本語が上手です。現地の保育園に行ったか、行かなかったか。この言葉をしゃべり始める時期の環境が第一関門。その上、幼稚園、小学校と進むにつれ、ますますフランス語のシャワーを浴びるので、頑張って日本語環境を作ることが肝心。つまり、日本人親の努力次第。

 

娘は昨年の帰国の際、じいじとばあばにフランス語で話していたのですが、同世代の子と遊んだとき、日本語をしゃべりたい!と思ったみたいです。やる気に満ちて幼稚園に戻った初日、先生に「ありがとう!」と言ったら「日本語はわからないのよー」と返され撃沈。以来、日本語に苦手意識をもってしまいました。

 

ますます嫌いになってもらっては困るのでしばらく放っておいたのですが、私の力だけでは無理!補習校に入学させることにしました。入学のための面接でも娘はすべてフランス語で答えてしまい「お母さんの努力次第ですから!」と釘を刺されました。ハイ、おっしゃるとおり……。でも、早朝から並んだおかげで入学が決まり、母としてはほっと一息。

 

学校で同じ環境の子たちと週1時間でも日本語で会話することが、彼女の性格的にはよさそうです。最後はやっぱり親の努力なのですが、学校で日本語の楽しさを体感して、話したいという気持ちを高めてもらい、私も全力でサポートしたいと思います。ハーフの子は自動的にバイリンガルになるわけではなく、親と本人の努力がバイリンガルを生むのですね。それが自然にできているご家庭もあるのですが、我が家は一筋縄ではいかなかった。こどもを持って初めて実感!バイリンガル子育ての道、これから始まります。

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