
武田鉄矢の公式サイトより引用
武田鉄矢、"金八先生"名セリフにまさかの生謝罪
俳優の武田鉄矢さん(76)が4月30日、スペシャルキャスターを務めるフジテレビ系「サン!シャイン」(月〜金曜午前8時14分)に出演し、自身の“名セリフ”について生放送で謝罪しました。
この日放送された水曜恒例コーナー「教えて サン!八先生」では、武田さんが代表作であるTBS系ドラマ「3年B組金八先生」のエピソードに言及。
劇中で教師として発した「人という字は人と人が支え合って立っている」という名セリフについて、「すいませんでした。“人”という字は支え合っておりませんでした」と、スタジオで頭を下げながら謝罪しました。
武田さんは「昔、こんな番組やっておりましたね」と「金八先生」に触れながら、「“人という字は支え合っている”というアドリブがウケまして、調子に乗って“歩という字は少し止まると書く”なんて言ってました」と振り返りました。
さらに、シリーズが続くにつれ「漢字のネタが足りなくなり、本屋に駆け込んだ」と語り、そこで出会ったのが漢文学者・白川静さんの著書。
白川氏の文字学に触れたことで、「人という字は支え合っていない」という記述に衝撃を受けたといいます。
武田さんはその後も白川文字学について詳しく解説し、最後には改めて「もう1度繰り返させてください。人という字は支え合っておりませんでした」と丁寧に訂正しました。
これを聞いたメインキャスターの谷原章介さんが「“人と人は支え合っている”というのは、結局何だったんですか?」と質問すると、武田さんは「えっと、後でまた、ゆっくりご説明します」と笑いを誘い、スタジオは和やかな雰囲気に包まれていました。