
FLOWの公式Instagram(@flow_official_japan)より引用
FLOW・GOT’Sさん、突然の胸痛からの救命手術が話題に
人気ロックバンド「FLOW」のベーシスト・GOT’Sさんが、大動脈解離による緊急手術を受けていたことが12日、バンドの公式Xで明かされました。
幸いにも手術は無事に成功し、現在は安定した術後経過をたどっているとのことです。
公式アカウントでは「GOT’S(Ba)の術後経過および今後のライブ活動に関するご報告」と題した文書を公開。
「シンガポール滞在中に体調不良を訴え、現地病院にて胸部大動脈解離と診断され、医師および本人の判断のもと緊急手術を実施した」と報告しました。
大動脈解離は、突然の胸や背中の激しい痛みを伴い、血管の壁が裂けることで命に関わる危険な病気です。国立循環器病研究センターによれば、大動脈の膜が裂けて血液が流れ込むことで異常な通路ができ、破裂のリスクが高まる状態とされています。
GOT’Sさんは、10日の時点で「胸部に痛み」を感じ、精密検査の結果「胸部大動脈解離」と診断。早期に発見されたことで、手術による適切な処置が可能となり、現時点では「経過も安定している」とのこと。
担当医師の説明では「順調に回復しており、数日間は経過観察と検査を続けるものの、早期に退院・帰国も可能」とされています。
今後のライブについては、GOT’Sさんを除いたメンバーのみで実施、あるいはサポートメンバーを迎えて行うことも検討されています。
バンド側は「引き続き、本人の回復を最優先に考え、メンバー・スタッフともにサポートしていく」としており、活動再開の時期については、本人の回復状況に応じて改めて公式サイトなどで告知するとしています。
「FLOW」は1998年に結成された5人組ロックバンドで、「GO!!!」(『NARUTO -ナルト-』OP)や「DAYS」(『交響詩篇エウレカセブン』OP)など、多数のアニメタイアップ曲で知られ、国内外に根強いファンを持っています。
GOT’S(Ba)の術後経過および今後のライブ活動に関するご報告https://t.co/94FRFwO0qe pic.twitter.com/UWUCqc4pVK
— FLOW (@FLOW_official) May 12, 2025