
古いお米でも“ふっくらツヤツヤ”に炊き上げる方法
そもそも「古古米」って?
通常、お米は収穫後1年以内が“新米”扱い
1年超で“古米”、2年超になると“古古米”と呼ばれる
味・香り・ツヤが落ち、水分も少なくボソボソしやすいのが特徴
近年の物価高・物流難・余剰在庫問題で、古古米の流通が増加中。
炊き方ひとつで"古さ"も"美味さ"に!
①【水加減】「1割多め」が基本
古い米は乾燥している=水を多く吸わせる必要あり
目安:通常より10%多め(米1合に対して水200ml→220ml)
さらに吸水時間は30〜60分しっかり置く!
②【氷を入れる】→ ツヤ・甘みアップ
冷たい水からじっくり加熱=芯までふっくら
米2合に対して角氷1〜2個が目安
夏場にもおすすめ/電気釜でも有効
③【酒+みりん】で“香りとコク”をプラス
古古米特有の「匂い落ち」をカバーする裏技
目安:酒 小さじ1/みりん 小さじ1(2〜3合炊きの場合)
日本酒を使うと甘みと照りが増す
④【昆布1枚】or【白だし少々】で旨味底上げ
“出汁ごはん化”でボソボソ感をカモフラージュ
米の上に昆布1枚乗せるだけ(炊飯後に取り除く)
または白だしを小さじ1だけ入れて炊くだけでも効果あり
⑤【サラダ油 or 米油を数滴】でしっとり+香り復活
お米1合に小さじ1/4程度でOK
ツヤが出て、炊きあがりがやわらかくなる
油臭さは残らず、むしろふっくら感UP
炊飯器じゃなく「土鍋」も選択肢に?
土鍋は直火でじっくり火が通るため、古い米でもうまみを引き出しやすい
蒸気の調整もしやすく、ベタつき防止にも◎
意外と15分程度で炊けるので、時短派にもおすすめ
まとめ:「お米の味=鮮度だけじゃない」
確かに、古古米はベストな状態ではない。
でも、炊き方や調味で十分おいしく仕上げることは可能です。
“知ってるか知らないか”で、今日のごはんが変わる。
2025年は「米を救うテク」を持ってる人が勝ち!