
レジャー事故対策解説!
夏といえば、レジャーの季節。
海で泳ぐ、山でキャンプ、川でBBQ…楽しい予定がたくさん待っています。
でも実は、“毎年事故が多い”のもこの時期。
とくに「知っていれば防げた」事故が多すぎるんです。
今回は、夏の自然レジャーで「ついやりがち」だけど危ない5つの行動を、具体的な回避法とセットでお伝えします!
① 【海】クラゲ・離岸流を知らずに遊泳
「沖まで泳いでたら、戻れなくなった」
→実は“離岸流(りがんりゅう)”が原因かも。
▶ 海水浴場の「旗」「看板」の意味をチェック
▶ 見えない流れ=膝下でも危ない
▶ クラゲは7月下旬〜発生、ラッシュガード着用が◎
② 【川】浅そうでも“急に深くなる”場所がある
「足元だけのつもりが、一気に流された」
→川の流れは急に変化します。
▶ 岩場や淵は“深み”のサイン
▶ サンダルより「かかとが固定できる水陸両用シューズ」推奨
▶ 雨上がり・ダム放流時は流れが強まるため入水NG
③ 【山】“涼しい”と思って水分を忘れる
「汗かいてないのに頭がぼーっとする」
→登山中の熱中症は“隠れ脱水”が原因に。
▶ 標高が高くてもこまめな水分&塩分補給を
▶ 保冷ボトルや経口補水液を活用
▶ 「汗をかかない=脱水してない」は間違い!
④ 【BBQ】“川辺・山中”での火の扱いがずさん
「燃えカスが飛んで林に火が…」
→バーベキューの火災、意外と多いです。
▶ 炭の後始末は完全消火(水で冷却)必須
▶ 強風の日・草木の近くでは火気厳禁
▶ アルミ製の簡易炉でも周囲確認を
⑤ 【全般】“電波圏外”での緊急対応を考えてない
「スマホが使えない…どうしよう」
→山間部・渓流沿いでは圏外が多発。
▶ 万が一に備え、集合時間・連絡方法をあらかじめ共有
▶ 道に迷った時用に、オフライン地図アプリをDL
▶ 「救急」「交番」へのアクセス方法も下調べを
まとめ:「自然は楽しい。でも“舐める”と一発アウト」
夏の自然は、癒しも冒険もくれます。
でも、一瞬の油断が大きな事故に繋がることもあるのが現実。
「大丈夫だろう」は危険のサイン。
「これ、やっていいのかな?」と立ち止まることが、家族や仲間を守る第一歩です。
「夏、いい思い出にしたい」なら、
“危ない”を避けて、“賢く遊ぶ”ことから始めましょう。