
身近なコンプラ違反とは
国分太一の件から考える“身近なコンプラ違反”
最近ニュースを賑わせている、国分太一さんのコンプライアンス違反。
芸能人という立場ゆえに大きく取り上げられていますが──
実はこれ、「自分の周りでも、似たようなことしてない?」とハッとする内容でもあります。
今回は、「芸能人の不祥事を他人事にしない」ために、
私たちの職場や学校で起こりうる“身近なコンプラ違反”を整理してみましょう。
そもそも「コンプラ違反」ってどこから?
“コンプライアンス”=法令遵守、だけじゃありません。
社内ルールに反していないか
モラルや倫理に反していないか
社会的に見て問題がないか
この3つが守られているかどうかがポイントです。
芸能界の不祥事、他人事じゃない理由
国分太一さんのケースも、内容はまだ整理中とはいえ、
「私的な利益のために立場を使ったのでは?」
「関係者に不利益を与えたのでは?」
という視点で問題視されています。
これ、私たちの仕事にもよくあるケースに置き換えられます。
あなたのまわりにもある“グレーな行為”
会社の備品を私物化してない?(例:ノートやUSBを家に持ち帰る)
勤務時間中に副業してない?(リモート中のバイト・SNS投稿など)
業務上知った情報をSNSでついポロリしてない?
取引先との関係で“立場を使ったお願い”をしていない?
お酒の席で、後輩に「無理やり飲ませた」なんてことは?
どれも、「悪気なく」やってしまいがち。
でも立場や状況によっては、立派なコンプラ違反になることもあります。
コンプラ違反は「気づいた時が最初の防波堤」
「法律違反じゃないし」「みんなやってるし」──
その感覚こそが、一番危険です。
会社が守ろうとしているのは、
「法」だけじゃなく、「信頼」や「ブランド」や「仲間」。
だからこそ、“ちょっと怪しいな”と感じた時に立ち止まれる人が、これからは信頼される時代です。
まとめ:人の不祥事で“自分の行動”を見直すきっかけに
国分太一さんのニュースも、
「自分だったら?」
「自分の職場だったら?」
と置き換えて考えることができます。
SNSで叩く前に、自分のまわりを振り返ってみませんか?
「悪意がない」は免罪符にならない。
信頼を守る行動が、これからのコンプラ力。