
Adoが世界で活躍
2020年に「うっせぇわ」でメジャーデビューしてから、たった5年──
2025年現在、Adoは世界33都市・50万人以上を熱狂させるワールドツアーの真っ只中にいる。
6月25日には、フランス最大の音楽会場「Accor Arena」(約2万人)を日本人初のソールドアウトという快挙で埋め尽くした。Adoの代表曲「ギラギラ」「阿修羅ちゃん」「唱」などを全身で受け止めようと、パリ中、いやヨーロッパ中からファンが押し寄せた。
世界を燃やす“Ado旋風”はどこまで行く?
現在進行中の〈Ado WORLD TOUR 2025 “Hibana”〉は、日本人アーティストのツアー史上最大級。
ロンドン、ロサンゼルス、トロント、サンパウロ──すでに25公演がソールドアウト。その規模はPerfumeやBABYMETALをも上回ると言われている。
しかもこのツアーが終わってもすぐ、11月には東京ドーム&京セラドームでの凱旋公演が控えている。まさに「世界を飲み込む歌い手」だ。
名曲は「うっせぇわ」だけじゃない!本当にすごいAdoの楽曲たち
Ado=“うっせぇわ”と思っているあなた、それは序章に過ぎない。
メジャー代表曲
「うっせぇわ」(2020):社会現象となったデビュー作
「ギラギラ」(2021):自己否定と美学が交錯する中毒バラード
「阿修羅ちゃん」(2021):ドラマ『ドクターX』主題歌で一気に“国民区”へ
「新時代」(2022):映画『ONE PIECE FILM RED』主題歌、全世代を掌握
「唱」(2023):USJのハロウィーン公式ソングでTikTok大バズり
知る人ぞ知る“隠れ名曲”たち
「レディメイド」:軽快なジャズロックと毒っけたっぷりの歌詞が刺さる一曲
「世界のつづき」:劇場アニメ主題歌として書き下ろされた壮大なバラード
「永遠のあくる日」:強がりと本音の狭間を描いたエモーショナルな歌唱が光る
「過学習」:まるで現代社会を逆走するような叙情と狂気のマッチング
どの曲もAdo自身の“声”を最大限に活かしたアレンジで、同じ歌い手とは思えないほど多彩。
「ただの“怒り系”歌手」と思っているなら、いまこそプレイリストを再編すべき時だ。
Adoがここまで“世界で通用した”理由とは?
素顔を出さないことで「声の演技」に全集中
歌い手文化を逆輸入したような戦略性
時代に媚びない、でも時代を読み切る選曲
SNSやYouTubeとの相性抜群な“尖った歌詞とビート”
彼女のパフォーマンスは、舞台装置や映像演出との融合で「ライブ=アトラクション」へと進化している。メタバースでも映える、日本発・世界標準のアーティストなのだ。
まとめ:Adoは“5年目の革命”を続けている
22歳でここまで来たAdoは、まだ序章に過ぎない。
「歌ってみた」文化から飛び出し、「次世代のJ-POPの象徴」として世界を走るAdo。
もはや、彼女を“ボカロ系の延長”だなんて言うのはナンセンス。
今こそ、Adoというカルチャーにアップデートすべき時だ。