
7月23日は「てんぷらの日」
「夏バテ予防に天ぷらを食べよう」ということで、実はこの日は"てんぷらの日"に制定されています。
とはいえ、家庭で揚げ物をするとなると…
油が飛び散って痛い、キッチンがギトギトになる、後処理がめんどくさいなど、正直ハードルが高い人も多いのでは?
そこで今回は、天ぷらを少しでもラク&快適にする“地味だけど効くライフハック”をまとめました。
衣に"片栗粉"を混ぜると油ハネしづらい
天ぷらの衣を作るとき、薄力粉だけでなく片栗粉を2~3割混ぜると、粉が素材にしっかり密着しやすくなります。
その結果、素材から出る水分が外に漏れにくくなり、揚げたときの"バチッ!"が大幅に減少。
さらに衣の仕上がりも軽くなるので、サクッとした食感にもつながる一石二鳥テクニックです。
具材は"水分オフ"が命!ナス・エビは特に注意
天ぷらの敵、それは「水分」。
水が油に触れることでハネるため、具材の表面は必ずペーパータオルでしっかり拭くのが鉄則です。
特にナスやエビは水分を多く含むため要注意。
エビは背ワタを取ったあとにキッチンペーパーでぎゅっと包んで軽く絞るくらいの気持ちで。
たったこれだけで、調理中のストレスがかなり軽減します。
炭酸水を衣に使えばサクッと軽やか
衣に使う水を冷えた炭酸水に変えるだけで、揚がった天ぷらのサクサク感がワンランクアップ!
気泡が衣に"空気の層"を作るため、ふんわり感と同時にカリッと感も出ます。
また、グルテンができにくくなるので、時間が経ってもしんなりしにくく、お弁当にもおすすめです。
衣を"作り置き"せず、その都度作る
一気にたくさん作っておくと便利に思えますが、実は衣は時間が経つとグルテンが発生し粘り気が増すため、食感が重くなりがち。
おすすめは、2~3回に分けて小分けに作ること。
面倒そうに見えて、結果的にサクサク感が安定する=失敗しにくいので、初心者こそ試す価値アリ。
油の処理問題、新聞紙+ポリ袋で簡単解決
「使い終わった油、どうしたらいいの?」問題。
市販の固める粉がないときは、新聞紙とポリ袋の合わせ技で代用できます。
① フライパンや鍋の油を少し冷ます
② ポリ袋の中に新聞紙をくしゃくしゃにして入れる
③ 油を静かに注ぐ
④ 袋の口を縛ってそのままゴミ箱へ
匂いも少なく、手も汚れず、処理がかなりラクです。
食卓に出す直前に高温で1分だけ2度揚げ
揚げてからしばらく置くと衣がしんなりしてしまう問題。
これを防ぐには、出す直前に180〜190℃で1分だけ"追い揚げ"するのがベスト。
たったこれだけで、衣の水分が飛び、揚げたてのサクサク感が復活します。
家族の帰宅時間がズレる場合や、作り置きしていた場合に重宝します。
おまけ:コンビニ天ぷらは"追いトースト"で蘇る
買ってきた天ぷらがベチャ…そんなときは、アルミホイルを敷いたトースターで2〜3分温めなおすだけ。
油が浮いてきて、外はサクッ、中はふっくら。
特にセブンやファミマの「ちくわ天」や「野菜かき揚げ」系が劇的にうまくなるので、もう1ランク上の惣菜天ぷらを楽しめます。