トリップアドバイザーより引用
SNSで誰もが一度は目にしたことがあるであろう、空と溶け合うように広がる“青い花の絨毯”。
茨城県にある「国営ひたち海浜公園」のネモフィラ畑は、もはや日本の春を代表する絶景の一つです。
しかし、「どうせ混んでるんでしょ?」「花を見るだけ?」と思っているなら、それは大きな間違いかもしれません。
この公園の本当の魅力を探るべく、実際に訪れた人々の口コミを調査すると、圧巻の絶景の裏にあるリアルな混雑状況、そして多くの人が知らない“もう一つの顔”と、最高の体験をするための重要なヒントが見えてきました。
「人混みでも価値アリ!」誰もが息をのむ“奇跡の丘”のリアル
この公園を語る上で、やはり「みはらしの丘」の存在は欠かせません。
春には約530万本のネモフィラが、秋には約3万2千株のコキア(ほうき草)が丘を埋め尽くす光景は、訪れる人々を圧倒します。
「春はネモフィラの聖地、秋はコキアの聖地と呼べるほど絶景を楽しめるスポット。」 「丘全体が青い風景は圧巻でした。その代わり観光客も多く歩くのも写真撮るのも一苦労。」
口コミが示す通り、その感動は本物です。
しかし、同時に覚悟しなければならないのが、すさまじい混雑。
「丘には黒い人だかりで青いネモフィラの花に負けないくらい人でいっぱいでした」という声があるように、特に見頃の週末は大変な賑わいを見せます。
それでも、多くの人が「訪れる人が多く『すごい人混み!』となりますが、それでも訪れる価値アリです!!」と口を揃えます。
一生に一度は見ておきたい、人を惹きつけてやまない力がこの丘にはあるのです。
知らないと損!口コミで判明した“もう一つの顔”=本格的な遊園地
実は、ひたち海浜公園がファミリー層から絶大な支持を得ているのには、花畑以外の大きな理由があります。
それが、園内にある遊園地「プレジャーガーデンエリア」の存在です。
「素晴らしい公園でした。遊園地もとても楽しいです。ぜひフリーパスを購入されることをおすすめします。小学2年生の子供が一日遊べました。」 「孫たちの卒業と入学の記念に思いっきり遊ばせようと計画して出かけました。一日パスポート券を買うのに行列に並びました。」
大観覧車やジェットコースターなど、25種類以上のアトラクションが揃う本格的な遊園地は、花に興味がない子供たちも大満足間違いなし。
「お花畑だけだと子供が飽きちゃうかも…」という心配は無用です。
「花畑の絶景」と「子供が一日中遊べる遊園地」。この二つの顔を持つことこそ、ひたち海浜公園がただの公園ではない、一大レジャースポットとして君臨する最大の理由かもしれません。
「残念でした…」にならないための“見頃”の罠と攻略法
自然が相手だからこそ、誰もが陥る可能性のある“罠”。それは、花の「見頃」を逃してしまうことです。
「残念でした。駐車場に入る道に『ネモフィラ見ごろすぎ』の表示が。遅かったか。今年は暖かすぎで開花が早かったとの事。」 「丘には大勢の人が。登ってみると写真の様な美しさはありませんでした。雰囲気だけ楽しんだような。」
最高の景色に出会うためには、事前の情報収集が不可欠です。
口コミでは「ホームページで花情報を確認して出かければ最高の時期に出かけられます」というアドバイスが多く見られました。
公式サイトでは、花々の開花状況が随時更新されているので、訪問前には必ずチェックしましょう。
また、もう一つの大きな壁が「渋滞」です。
「ハイシーズンは電車とバスで行くことをお勧めします。勝田駅からシャトルバスが出ているので勝田駅から行く方がオススメですね。車で行くとかなり大混雑してます。」
特にネモフィラやコキアのシーズン中の週末は、周辺道路が大変な渋滞に見舞われます。
JR勝田駅から出ている路線バスや直通バスを利用するのが賢明な選択。
「バス往復+入場料で若干、お得なものもあります」という有益な情報もありました。
まとめ
国営ひたち海浜公園が多くの人を惹きつけてやまないのは、①誰もが感動する圧巻の花畑、そして②子供から大人まで一日中楽しめる遊園地という、二つの強力な魅力があるからでした。
ただし、その魅力を最大限に味わうには、公式サイトでの開花状況チェックと、公共交通機関の利用を検討するなどの「賢い計画」が不可欠です。
次の休日は、あなただけの楽しみ方を見つけに、この広大な公園へ出かけてみてはいかがでしょうか。