無印良品の公式サイトより引用
うだるような暑さが続く日本の夏。
「もう何も食べたくない…」「火を使う料理なんて考えられない…」。
そんな夏バテ気味の“夏の民”を救うべく、無印良品から登場した季節限定商品が「まさに救世主」「これがないと夏が越せない」と、SNSや口コミで絶大な支持を集めています。
その名も「ごはんにかける 宮崎風 冷や汁」(290円)。
宮崎の郷土料理を手軽に味わえるこの一品が、なぜこれほどまでに現代人の心を掴むのか。
しかし、その人気ぶりには、ある“深刻な問題”も浮上しているようです。
公式サイトに寄せられたリアルな口コミから、その魅力と多くのファンが嘆く理由を探ります。
「火を使いたくない…」夏の“キッチン放棄民”を救う圧倒的な手軽さ
この商品の最大の魅力は、なんと言ってもその「圧倒的な手軽さ」です。夏のキッチンに立つことすら億劫になる私たちにとって、その存在はまさに一筋の光。
「暑い日、仕事帰りの台所に立ちたくない日にご飯さえあればコレをかけるだけで、すぐ食べられます。あまり食欲なくても無印良品の冷や汁ならサラサラとお茶漬けのように食べられました。」
「冷や汁を一から作ると手間ですが、添えるキュウリなどがあれば簡単にできます。暑いし軽く済ませたいときに手軽に楽しめて良いです。」
冷蔵庫で冷やしておいた本品を、温かいごはん(もちろん冷やご飯でもOK)にかけるだけ。
公式おすすめの豆腐やきゅうりを加えれば、あっという間に栄養バランスの取れた一食が完成します。
「暑くて何もする元気がない時用に、冷蔵庫にあるだけで安心です」という声の通り、もはや夏の“お守り”として常備している家庭も少なくないようです。
“ごはんにかける”だけじゃない!口コミで見つけた意外すぎるアレンジ術
商品名は「ごはんにかける」ですが、愛用者たちはそのポテンシャルを最大限に引き出す、驚きのアレンジを楽しんでいました。
「大好きで在庫なくなると購入しています。(中略)素麺・うどんにかけても抜群に美味しいです。」
「食欲がない時に豆腐にかけて食べてます。かいわれ大根を入れるのがオススメです。」
ごはんだけでなく、麺類のつけ汁や、冷奴のタレとして活用する強者たち。
さらに、こんな意外な使い方も。
「お弁当に最適です!この夏とっても暑いので、タッパーにご飯を入れて、キンキンに冷やした冷や汁をかけて食べています!」
火を使わず、冷たいまま食べられるからこそ、夏場のお弁当にぴったり。
この逆転の発想には「なるほど!」と唸らされます。鯵のほぐし身が入った本格的な味わいは、「鯖の水煮缶を入れて食べるのが、我家流です」といった“ちょい足し”アレンジのベースとしても優秀です。
「もう売ってない!」絶賛の嵐の裏で、ファンから噴出する“唯一の不満”
しかし、これほどまでに愛されている商品だからこそ、ファンからは唯一にして最大の“不満”が噴出しています。
それは、あまりにも早すぎる「販売終了」問題です。
「販売期間が短すぎる。夏はこれからなのに、8月になったらもう売ってないってどういうマーケティングしてるんですか?」
「夏本番に店舗に在庫がないのが残念。来年は改善されると嬉しいです。」
多くの人が「夏はこれが一番」「毎年夏になると必ず大量に購入する定番品」と絶賛するほどの人気商品が、夏真っ盛りの8月にはもう手に入らない。
この状況に、多くのファンが「せめて8月いっぱいは売ってください」と切実な叫びを上げています。
まとめ
無印良品の「ごはんにかける 宮崎風 冷や汁」が“夏の救世主”と崇められる理由は、①火を使わず、かけるだけで完成する「圧倒的な手軽さ」、②手作りと遜色ないと言われる「本格的な味わい」、そして③ご飯以外にも使える「無限のアレンジ力」にありました。
ただし、その絶大な人気のあまり、夏本番には品薄・完売してしまうという悩ましい現実も。
もし店頭でこの商品を見かける幸運に恵まれたなら、それは来年の夏を乗り切るためのサインかもしれません。
迷わず、買い物カゴに入れることを強くおすすめします。