
大手芸能事務所タイタンがオンラインカジノ問題の最終報告書を公表
お笑いコンビ・爆笑問題らが所属する大手芸能事務所タイタンが9月5日、公式サイトで「最終結果報告書」を公表しました。
オンラインカジノに関する一連の報道を受け、4月から所属タレントや従業員を対象に調査を行っていた件について、詳細な経緯と今後の対応を報告しています。
報告書によると、調査対象となった108名のうち、4名が過去にオンラインカジノを利用していたことが判明しました。
驚くべきことに、そのうち6名はオンラインカジノが「違法であるとは思わなかった」と回答しており、違法性の認識が不十分な者も一定数いたことが明らかになりました。
利用が発覚した4名は、弁護士と協議の上、自主的に警察に出頭。その結果、2名が書類送検されたもののいずれも不起訴処分となり、残る2名は書類送検に至らなかったと明かされています。
報告書は、一部で流布されていた「捜査機関に嫌疑をかけられて仕方なく出頭した」という噂を完全に否定。
あくまでも自社の独自調査と本人の意思によるものだと強調しています。
日本国内からのオンラインカジノ利用は原則として賭博罪に該当し得るため違法という事実が、まだまだ世間に浸透していない現実を改めて認識させられました。