カンニング竹山さんがSNS上で改めて見解を説明
お笑いタレントのカンニング竹山さんが2025年11月5日、自身のXアカウントを更新し、過去に発言して波紋を呼んだ「国旗損壊罪」をめぐる持論について、改めて説明しました。
この発言は、国旗を損壊する行為の是非を法律で罰することの妥当性について、竹山さんが「法律で決めることではない」という主旨を訴えたものです。今回のポストでは、その真意を「感情の問題を法律で決めて、その上で議論の余地もなく、はい終わり、という形はいかがなものか」と説明。「議論しながら決めた方がいい」という、建設的な対話を促したいという意図があったことを改めて表明しました。
このタレントの発言に対し、SNSでは「芸能人の社会的な発言」という側面も相まって、賛否両論、様々な視点からのコメントが寄せられました。
竹山さんに共感を示すユーザーからは、
「議論しながら決めるべきという彼の姿勢は一貫していて素晴らしい」
「感情論で決めつけず、冷静に議論を促すのは必要な視点だ」
といった声が上がっています。竹山さんが芸能人という立場でありながら、タブー視されがちなテーマに踏み込む姿勢を評価する意見が多く見られました。
一方で、発言の是非や論点について疑問を呈する声も少なくありません。
「国旗の問題は感情論が全てだ」
「こういう話題は芸能人が公の場で言わない方がいい」
といった批判的な意見や、
「そもそも論点がずれているんじゃないか」
と、議論そのものに冷めた見方を示すコメントも散見されました。ユーザーの反応は、国旗というテーマが持つ「感情」と「法」のバランスの難しさを浮き彫りにしています。
竹山さんの発言とその後のSNSの反応は、著名人が社会問題について意見を述べることの重要性と難しさの両方を示しています。
国や法律といったテーマは関心が高い一方で、日常的に議論する機会は少ないかもしれません。竹山さんは、自身の発言によって「議論の場」をSNS上に提供しました。その発言が賛否の対象になることはあっても、多様な意見が飛び交うきっかけを作ったという意義は大きいでしょう。
竹山さんの「議論しながら決めた方が」という真意は、SNSで様々な解釈を生み、再び活発な対話を生み出しました。
感情的な言葉の応酬になりがちなSNSにおいて、改めて冷静な視点と、多様な価値観に触れる機会を提供したタレントの役割は注目に値します。














