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2025.11.13(Thu)

「ちょっとお茶出してもらえる?」来客中の義母の要求に絶句。え、私いま授乳中ですけど!?【短編小説】

「ちょっとお茶出してもらえる?」来客中の義母の要求に絶句。え、私いま授乳中ですけど!?【短編小説】

授乳中の来客

私は、生後三ヶ月の娘の世話で、毎日休む間もありませんでした。
夫は協力的ですが、日中は不在です。

 

そんな中、同居の義母が突然友人を家に呼ぶことが、私にとって最大のストレスでした。
その日も私は、ちょうど娘が泣き出したので、リビングの端で授乳ケープを被り、授乳を始めたところでした。
授乳中は、電話も出られず、身動きも取れません。
娘にとって大切な時間であり、最優先事項です。

 

義母たちは、ソファと対面するテーブルで楽しそうにお茶を飲み、話していました。
しばらくして、義母が私の方を見ました。
「ちょっとお茶出してもらえる?このお菓子に合うと思うのよ」
その瞬間、頭が真っ白になりました。
義母の声は命令のように響きました。
私はケープの下で娘に母乳を飲ませている最中なのです。
一瞬、聞き間違いかと思いました。

 

義母との埋まらない溝

私はケープ越しに義母に視線を送りましたが、義母は私が授乳中だと分かっていながら、悪びれる様子もなくお茶を要求しているだけでした。
横の友人は、少し気まずそうな顔をしています。

 

「え、今…私、授乳中ですけど」
声を出すのがやっとでした。
義母は、心底面倒くさそうな顔をして言いました。

 

その時、義母の友人が口を開きました。
「私が自分で淹れるわよ。あなたは赤ちゃんのお世話が最優先でしょう。座っていて」
友人は立ち上がり、キッチンへ向かってくれました。
義母は形式的に「あら、ごめんなさいね」と口にしましたが、私に対して直接謝罪することはありませんでした。

 

義母との間に埋まらない溝があることを痛感し、この件を夫に相談しました。
その上で、義母の友人等の来訪については必ず事前連絡を徹底してもらうこと、そして育児中は私が一切来客対応をしないことを決め、今後はこの姿勢で臨むことにしました。

 

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

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※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

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