松山ケンイチ、SNSで『誰も傷つけない悪口選手権』を開催
俳優の松山ケンイチさんが11月17日、自身のX(旧Twitter)を更新。
SNS上でユニークな企画をスタートさせ、大きな反響を呼んでいます。
松山さんは「【誰も傷つけない悪口選手権】」の開催を宣言。
「誹謗中傷が飛び交うSNS時代だからこそ」
と、その意図を説明しました。
自身を「裁判官を日々演じているちょびっと法律家」と名乗り、名誉毀損罪や侮辱罪などSNS投稿で触れうる法律を具体的に挙げた上で、
「それらのどれにも当たらず誰も傷つけずそれでも笑える悪口を生み出せた人が神」
な選手権だと募集。
自ら「存在がポン酢」という絶妙な悪口を披露し、特定の個人や属性を指さないなどの厳格なルールも設定しました。
さらに、週一で優秀作品、月一で最優秀作品を発表する予定だとしています。
SNSでの誹謗中傷が深刻な社会問題となる中、影響力のある俳優が、自身の役柄もユーモラスに絡めながら問題提起するアプローチは非常にユニークです。
「悪口」という刺激的な言葉をあえて使いつつ、「誰も傷つけない」という明確なルールを課すことで、言葉の選び方や表現の境界線を改めて考えるきっかけを与えています。
深刻な問題をエンターテイメントとして昇華させ、多くの人を巻き込む企画力はさすがと言えるでしょう。
この投稿には早速、
「自分の影をどうやって踏めばいいか考えてる顔だよね」
「あなた、人に嫌われる才能ないよ」
「いらすとやみたいな顔しやがって」
など、趣旨を汲んだ秀逸なコメントが続々と寄せられ、コメント欄はさながら大喜利状態の活況を呈しています。
【誰も傷つけない悪口選手権】
— 松山ケンイチ (@K_Matsuyama2023) November 17, 2025
誹謗中傷が飛び交うSNS時代だからこそ“誰も傷つかない悪口”を。
どうもこんにちは裁判官を日々演じているちょびっと法律家松山です。
さて、SNSでは内容次第で、以下の法律に触れる可能性があります。
・名誉毀損罪(刑法230条)
・侮辱罪(刑法231条)…
※当記事では、X社(旧Twitter社)の「ユーザーの権利およびコンテンツに対する権利の許諾」に基づき、ポスト(投稿)を引用・掲載しています。














